パリに住み始めて2度目の一時帰国に想うこと

パリに住み始めてから、最初に帰国した昨年の夏はとにかく人と会っていました。

その頃はパリで日本語を話す友人も毎日の何気ないことを日本語で話す人も少なかったからかもしれません。

やっぱり言葉が通じるってすごいよ。
そして、言葉が通じないって思ってるよりつらいよ。

今回の帰国でも、何気ないことを日本語で話せること、思いを伝えられることに喜びを感じています。

ただ、昨年の夏はなかなか過酷なスケジュールになってしまったので、とりあえず今回の一時帰国では人と会うよりも行きたいと思っていた場所に行くことにしました。

渡仏前に日本で活動していたときは、1日に何個も予定がある状況も沢山あったし、ちゃんと乗り越えてたのになぁ。。と思いつつ、行きたい場所には、自然と会話を楽しめる人もいるはず、と思い今回は少なめに予定を入れています。

ちなみに、今回の帰国で日本の良さを実感したのは、日照時間が長いことと、お湯に浸かるという文化。

パリで暮らしているマンションは、お湯のでるタンクが各部屋ごとについていて、お湯をはることも出来るけど、そうすると体を洗うお湯が出ないんですね。量が限られているから。。パリにいるあいだはずーっとシャワーで済ませてます。

つかれたときにあったかいお湯に浸かるのって本当に素晴らしい。

今回はとりあえず温泉や銭湯に足を運んだり、体を癒す時間をとることを惜しまずに過ごしています。


継続して取り組むことさえできれば人の体も、心も、演奏も、あらゆることは変わっていく。

その過程を見ることが出来るのがうれしい。

今回の帰国は、比較的心も穏やかに過ごしてるんだけど、なかなかうまくいかないこともあって、ほんとうにいつまで経っても未熟というか、成長していない部分も見えて、そんなじぶんに割とがっかりします。

つまづくことはいつも同じではないのだけど、やっぱり、しょんぼりしますね。

でも、泣いても笑っても、日本にいる時間はあと8日。

なるべく笑っていれますように。

17日には福知山での本番もあるので、今からすごく楽しみです。

コンサートの詳細はこちら。
http://sawakoyoshida.com/archives/13676

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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