私にとっての生きがい

パリに住んだらどんな暮らしをするのか?

去年の今頃は全くイメージ出来ませんでした。

その頃は何かをしたいという願望もなかったので、パリに引っ越してからは、とりあえず全く分からないフランス語を勉強するために語学学校に行くことにしました。

これで生活にリズムが出来ました。

ただ、だんだんフランス語がわかるようになっても、おいしいものを食べても、かわいいものを買っても、美しい景色を見ても何か満たされない。

その原因が何なのか、いまいちよく分からないまま10ヶ月が過ぎました。

でも、この前日本に帰ったときに、ふと気付いたんです。

パリで、わたしは演奏をして誰かに喜んでもらったことがないということに。

ジャムセッションにいったり、レッスンに行ったり、友達の前で少し吹いたことはある。練習はしているから、楽器を吹いてはいる。

ただ、自分に出来ること=演奏で、誰かを笑顔にすることは極端に減ってしまいました。

今まで人前で演奏するということが当たり前すぎて、演奏することが自分にとってどんな存在なのか?考えたことなんてなかったけれど、わたしにとってそれはとても大切なことだったのだと気付いたんです。

わたしは色んなことをやってるから、原稿を書いたり、コンサートのフライヤーをつくって誰かに喜んで貰えるのはすごく嬉しいんだけど、やっぱり演奏で笑顔になってもらえる機会がなかったから、どんどん気持ちも憂鬱になって行ってた気がします。

コンサートの前はドキドキするけど、演奏してるときのお客さんの表情、拍手、終わったあとの笑顔、あの開放感は何とも言えない快感。

定期的に演奏しながら生きていけるって、それだけでほんとに幸せなこと。

自分の生きがいに気付けて良かった。

そして、この前こんなことを呟いたのだけど、自分に合った暮らしというのが最近また変わってきた気がします。

音楽も、福知山も大事にしながら生きたいのです。

そのためにポイントになるのは作曲なのかなぁとぼんやり思っています。最近映画をよく見るようになったけど、いつか映画の音楽とかもつくってみたい。

苦手だなぁと思っていることをもっとやりたいと思ってます。

得意なことを伸ばした方がいいって言うけど、伸ばしてみたら(時間をかけてみたら)仕事になったし、ここからは組み合わせなのかなって思うから。

将来、これがやりたいな〜と思ったときに、役に立つかも?と思うことって、今は苦手意識のあるものばかりだったりします。

そのあたりも楽しんでやってみたいな。

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吉田佐和子
パリ在住の福知山を愛しすぎているクラリネット奏者。京都府福知山市の魅力発信WEBマガジン『ふくてぃーやま』編集長。アルバム収録曲はiTunes,Spotify,YouTubeチャンネルで聴いてくださいね。
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