すぐに出来る!クラリネットの右手親指の位置チェック

クラリネットを支える大事な右手親指の位置ってみなさんどこにしてますか?

わたしは今までここにしてました。

でも、それだとキイを自然に押さえたときに指の先が少しトーンホールから出てしまうんですよね。

もちろん、楽器を吹くときにはそうならないように位置を調節しているので吹けるのですが、もっとベストな場所を知りました。

ちょっと位置を外側に移動させます。

こうすれば、指を自然とトーンホールの上からはみ出さない位置に持ってくることが出来るので、効率的にトーンホールを押さえることが出来ます。

親指をこの位置にするとこんな嬉しい変化があります。

  1. 楽器の位置が下がりにくくなり、高音がすごく吹きやすくなる
  2. 指が動かしやすくなるので速いパッセージも吹きやすくなる

位置が変わると最初はすこし抵抗があるかもしれませんが、ぜひ試してみてください。

わたしはご覧のようにこの位置にタコが出来るくらい中学1年生くらいの頃からずっと深めの位置で楽器を支えてたんですが、これから変えようと思います。

とっても簡単に試せることなので、ぜひやってみてくださいね。

手が痛いときはどうすればいい?

クラリネットを長時間吹いていると、どうしても指や腕が痛くなってきますよね。

プロでもそれは同じです。

そういうときは無理に練習を継続させず、すこし休ませるようにしましょう。

また、ヤマハのサムレストクッション(ピンクがより柔らかい音がするのでおすすめ)やストラップを利用することで、指や手や腕への負担を少なくしましょう。

また、安くてお手軽に出来る対処法として、透明のビニールチューブをサムレストにつけている奏者さんもいますね。

ストラップを使った感想についてはこちらの記事に詳しく書いているのですが、長時間練習する際に使用するためにも持っておいて損はないですよ。

>>【動画つき】クラリネットBGストラップを使うとどんな風に音色が変わるの?

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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