基礎をたいせつにすれば、見える未来は変わる

最近、楽器を持つと基礎練習ばかりしています。

ニースの講習会に行ってから、出したい音、演奏したいことが変わったからか、自分の演奏に「OK」を出せる基準がガラッと変わってしまいました。

「OK」が出せない演奏をする自分に対して悲観的になることはないけど、今までの基準はすごくすごく甘かったのだなぁ、と驚いています。

呼吸の意識の仕方、ロングトーン、音程、音色、音の形、それぞれを明確な意思を持って全てコントロールすること。

何でも基礎がほんとうに大切。

演奏の基礎は、基礎練習。

楽器を吹くための体の基礎は、毎日のストレッチと運動、筋肉や骨に対する知識と理解。

美容と健康を保つ基礎は、毎日の習慣、食事。

行動の基礎は思考。

思考の基礎は毎日触れるものと自分自身との対話。

基礎が変われば自然とその先に創られるものも変わってきます。

未来が変わる、って言うと大げさかもしれないけど、そう思う。

だって、基礎にこだわって練習した先に創られた音楽は、これまでに聴いたことのないものだったから。

「あ、こんな音楽もつくれるんだ、わたし」

って思った。

発展的なことが出来なかったり、うまくいかないときは基礎をないがしろにしているときが多いのかもしれない。

そう思うと、小さなことほど大切にしてみると、うれしい変化が起こるのかも。

人間関係もそうかな。

ほんの少しの小さなことを大切にしたほうが、ずっとずっとしあわせに生きられるのかもしれない。

こうやって「ほんの小さなこと」をたいせつにできるこころはずっと持ってたいし、それがその先に創られるもの、未来に見える景色を変えてくれるって、なんだかすごく夢がありますね。

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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