自分が表現するものを確実に相手に届けたいなら今すぐ『武器としての書く技術』を読め!

こんにちは。
クラリネット奏者の吉田佐和子(@sawaclarinet)です。

ブログを書いたり、演奏会の告知文を書く機会がある人は『もっと相手に伝わる文章を書きたい』って必ず思ったことがあるんじゃないでしょうか?

わたしも常にそう考えています。

今日は、そんなみなさんにオススメした本のご紹介です。

私と同じ年の著者、ブロガーの池田勇人さん=通称イケハヤさんが書かれた本。

この本の内容は音楽家と一緒だ…!と思うところがたくさんあるんですよね。

例えば次の文章。

これからの時代、ウェブ上に文章を発表することが確実に多くなります。

意見を述べる、人を感動させるなど、何かを伝えるにウェブを使うことが前提となります。

(中略)

ウェブで文章を発表することは「ストリートライブ」に似ています。

ストリートライブは、当たり前のことながら、はじめはお客さんなど1人もいません。

多くの人が行き交う雑踏の中、あなたは歌い始めます。

とてもいい曲なのに、誰も足を止めてくれない。

イントロ部分で止まってくれても、途中で帰ってしまう人もいるでしょう。

ストリートライブは、実力にプラスして、人を引きつける力も必要になるのです。

これは音楽においても全く同じことが言えます。

私は最初、対した目的意識もなく8年前にブログを始めました。

その時に、ブログとストリートライブが一緒っていう視点を持っていれば、もう少しアプローチも変わったかもしれません。

演奏する時って、会場の空気感やお客さんの様子を見ながら音楽を共有しますよね。

お客さんと音楽を共有したい、という視点がない演奏は、凄く独りよがりで聴きにくいものです。

この本は、人と何かを共有したい人。

誰かの心を動かしたり、誰かに届けたいことがあってブログを書いている人に是非読んでほしい1冊です。


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新時代の文章術に必要な4つ力

前置きがかなり長くなってしまいましたが、私がこの本を読んで即実践出来ると思った大事なポイントは以下の4つです。

1.スピード感

“無数の情報が簡単に手に入れられる今、文章に飢えている人は皆無です。

伝えたいことをパッと作成し、ポンと提供すること。

もし届かなければ、また新しい文章を作成し、提供する。

この繰り返しが大事。”

最初から文章がはやく書ける人なんていないし、最初はインプットしたことをどうしてアウトプットするのか分からないですよね。

でも、繰り返してやっていくと必ずスピードが上がります。

スピード感がついてくると発信することもとても楽しくなりますよ。

2.コピー力

“0.1秒で人の心をつかむコピー力が大切。

時間がない現代人に「自分が読むべき文章だ」と感じてもらうためにはコピー力が必要です。”

これはそのまま音楽にも応用出来ることで、自分のコンサートを宣伝するときのうたい文句=コピーを考えたりするときにも役立ちます。

コンサートの魅力を適切な言葉で伝えられるといいですよね。

ただ、考えることを繰り返さないと出来るようになりません。そこは楽器の練習と一緒。

今はスマホでみんな画面をスワイプしながら読んでいくのでブログの記事タイトルは人をグッと惹きつける少し強めのワードが入っていた方が、読み飛ばされずにすみます。

3.引きつけておく力

“目の前にお客さんが来てくれても、すぐに帰ってしまっては意味がありません。

読み始めてもらったなら、最後まで読んでもらえるようにしなければいけません。”

“「これつまんないな」「別のサイト見ようかな」とう思わせるのではなく、

「次に何が書いてあるんだろう」「この先が気になる」、そう思わせながら読んでもらわなければなりません。”

本当にこれも音楽に共通する話。

どうしたら、最初から最後までお客さんを引きつけておくことが出来るのか?

この先がどうなるのかワクワクしてもらえる演奏っていいですよね。

ブログ記事もそれと一緒で、そこに来てくれた読者が期待することがないと、すぐにそのサイトから離脱してしまいます。

ブログの中で展開する話題はしっかりと絞り、回遊性&リピート率を上げましょう。

『あそこに行けばなんか自分の求めてるものがあるんだよな』

と読者に思ってもらえるサイトにしましょう。

4.リピートしてもらう力

“固定客=ファンになってもらうということです。

ストリートミュージシャンだって、プロになろうと思うならば、より多くの人に聴いてもらいたいならば、1曲聴いてもらっただけではいけません。

次のライブにも来てもらわなければいけません。

CDを買ってもらわなければいけません。

文章も同じで、「またこの人の文章が読みたいなぁ」と思ってもらわねばならないのです。”

もうこれも音楽家と一緒です!!

イケハヤさんはミュージシャンなんでしょうか??(楽器はお好きらしい。)

って思うくらいこの4つのことは音楽家としての活動を行う中でも必要な力ですね。

ピュアなあなたへ一言

イケハヤさんは直球一本勝負でグサッとした言葉を使われるので、最初は抵抗感を感じられる方もいるかもしれません。

私も1年ぶりに読みましたが、抵抗感を感じる部分はあります。

私は、この表紙に書いてある「30万人に届けて50万円稼ぐ!」という文言に抵抗がありました。

今もまだちょっとあるかな。苦笑

でも、それでいんじゃない?って思ってます。

本を読んで、隅から隅まで同意出来る必要なんてなくて、自分に必要な情報をいかに上手くチョイス出来るかが大事だから。

でも、先ほど紹介したような音楽家が読んでも分かりやすい事例が挙げてあるので、きっと共感ポイントも多いはずです。

『音楽のようにリズムのいい文章を心がけましょう』とかも、凄く分かりやすい。

慣れてくると、自分なりの音色(文章)とテンポ感が出てきます。

私はようやく最近それが見えてきた気がします。

( 8 年 も か か っ た の か よ !)

ブログを続けられる秘密

文章を書く上で大事なポイントが押さえられたところで、文章(ブログ)を書き続けるためのコツも掲載されています。

全部で10個あったのですが、その中から最も為になった5つの秘密をご紹介します。

1.完璧主義をやめる

完璧な演奏というものがないように、完璧な文章というのはありません。
もちろん毎回高い完成度は目指しますが、死ぬまで修行。音楽と一緒ですね。

2.下書きをためない

下書きをする=ブログを途中まで書いて保存した状態だと思うのですが、これはその時『文章を書きたい!』と思っていた熱を下げてしまう行為です。
イケハヤさんいわく、1の完璧主義をやめると関連して、下書きをためると非常に高い確率でそのまま眠り続けるようです。
発表するから上手くなる。どんどん世の中に出していきましょう。

4.執筆スピードを高める訓練をする

先ほどの内容とも少し被りますが、やはり1日の多くの時間をブログを書くことに充てるのは望ましくありません。
ブログは楽しいから続けてるわけですが、やっぱり練習したいし、音楽に触れる時間を長くしたい。
これは日々トレーニングするしかないそうですが、私は記事を書く時に20分のタイマーをセットして書くようにしています。

5.ネタ切れしないために

ブログのネタが切れることって今はほとんどないのですが、自分が継続してやっていることや情熱を傾けていることからネタを探しましょう。
私はウェブ関連のコンテンツが好きなのと、他の人がちょと言いにくいことにも突っ込んじゃうタイプなので、そういうことをブログに書いてます。
先日は後輩がMacBookを持ってないというので一緒に同行して記事を書きましたが、もはや何でもネタに出来る気がします。
要は物事をどんな角度から見るか、ってことかと。

10.批判と上手につきあう

批判的な意見を見るとドキドキしますけど、まぁ仕方ない。
というかむしろ有難い話なんですよね。

イケハヤさんの言葉を借りて代弁すると『何の感情も引き起こさないような、他の誰にも話したくならないような文章をこの世に生まれた意味がない、と言っても言い過ぎではないでしょう。』ってことです。

感情を動かせる文章を書きたいし、そんな音楽がしたいって思う。

まとめ

イケハヤさんのこの著書を読み返して、自分の活動に応用出来る部分がたくさんありました。

『表現することは自分の癒しでもあり、それを見ている鑑賞者にとっても癒しとして機能する。』これも音楽と一緒。

改めて、文章を書いていくことで音楽活動に役立つ部分が沢山あるんだと感じることが出来ました。

楽器の吹き方が分からなくて先生に習いにいったように、文章の書き方も基本的なことを学んでおくと、オリジナリティーを含んだ内容にしても変なようにはなりません。

文章も、音楽も、自分から出てきたもの。
自分が表現したものなんですよね。

自分の表現するもので人の心を動かしたい!と思っている皆さんは、ぜひ1度読んでみてくださいね。

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