あぁ、生きてきて良かった!と思える音楽に出会えた昼下がり:岩川光トリオ@旧グッゲンハイム邸

こんばんは。
夢は、地元・福知山に音楽ホールを創ること。

クラリネット奏者の吉田佐和子です。

日曜日の昼下がり、海を眺めながら向かった場所

先日、兵庫県にある旧グッゲンハイム邸で極上のライブを聴くことが出来ました。

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旧グッゲンハイム邸は、明治大正期に滞在したドイツ系の貿易商の家族に由来してつけられた名前で、取り壊しの危機や地震や台風にもめげず海を臨んで建ち続け100年が経ったそう。

三ノ宮から姫路の方へ電車で20分ほど行ったところにある塩屋駅が最寄り駅。

駅からほんの少しだけ歩きますが、その道のりがなんだか宝物探しにいくようで、歩いているだけでワクワクします。

この日はとても気持ちのよいお天気で、海を望む場所から見える何気ない景色がすごく贅沢で特別なものに感じました。

そんな素敵な場所で行われた、ケーナ奏者・岩川光さんが率いる『岩川光トリオ』の素敵なライブを是非皆さんにも知っていただきたいんです。

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岩川光の音楽とは

岩川さんの音楽は、老若男女や世代といったおよそ世の中をカテゴライズするものに制限されないものだと言っていいでしょう。

まずは一度ゆっくりとこの音楽を聴いてみて欲しいです。

演奏が終わったあとに生まれる一瞬の静寂。
緊張感ではなく、研ぎ澄まされた数秒の時間。

あれは会場にいる全員でそのとき生まれた音楽を味わえたからこそ生まれたもの。

あの一瞬を共有出来ることに物凄く価値を感じました。

実際、この日のライブも若い世代からお年寄りまで、男女問わず多くの方がお越しになっていましたが、必然的に生まれる共通の間合い。

これはご本人がそう思って音楽を創っておられるからなんですよね。

この日凄く思ったんですが、音楽を聴いて何かを感じることが出来るって、それだけで本当は凄いことなんですよね。

心動く何かを創り出す人こそ、本物のアーティストなんだと思う。

ちなみに、ケーナとは、南米ペルーやボリビアなどを発祥とする縦笛のこと。

当日は色んな種類のケーナ、サンポーニャ、オカリナを自由自在に吹きこなしておられました。

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岩川光とは何者なのか?

これを読んでくださっているあなたに、ぜひケーナ奏者『岩川光』の名前を覚えておいて欲しいのです。

『岩』と『川』が『光』ってる!って覚えると良いかも?

何か覚えやすい名前で羨ましいな…!!!

岩川さん、Twitterのプロフィール画像も何だか恐そうだし(失礼)、どんな方なのかと思ったのだけど、凄く気さくで話しやすい方でした!!

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話しかけると、紳士的&ゆるーく喋ってくださいますよ〜〜

若干23歳にして、エクアドルの国立劇場の招きでケーナ・コンチェルトのソリストをつとめ、ディノ・サルーシら世界的巨匠と共演するなど、驚異の経歴を持つ岩川さん。

現代のアルゼンチンを代表するギタリストであり作曲家でもあるキケ・シネシとデュオも組んでおられたり、日本の音楽業界では正に規格外の経歴を持つ人物です。

あ!ここでキケ・シネシとカルロス・アギーレのとても美しい音楽も是非聴いていただきたい。

日本人って経歴とか肩書きが大好きだと思うんだけど、しょうじき岩川光さんの音楽の世界はこうやって文字でいろいろと説明するのではなく、本当に実際に音で感じて欲しいなって思います。

『これは聴かなきゃわかんない』

まさにそう感じた時間でした。

ツアーはまだ続いていますので、皆さん是非ぜひ会場に足を運んでみてくださいねー!

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岩川光プロフィール
http://hikalucas.wix.com/hikaruiwakawa#!biojp/c1hgh