レッスン代っていくらにしてる?
音楽家が値段の決め方で気をつけたい3つのこと

こんにちは。
クラリネット奏者の吉田佐和子(@sawaclarinet)です。

わたしは色んな活動をしているんですが、もちろんクラリネットのレッスンをすることもあります。

レッスン代を初めて自分で決めたときって凄くドキドキしたのを覚えています。

今日は今のわたしが音大時代の自分に伝えたい!レッスン代を決めるときに気をつけたいポイントをご紹介します!


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自分のレッスンの値段に悩むひよこさん

ひよこ
よしださん、こんにちは!

福知山音楽大学2年生のひよこです。

吉田佐和子
ひよこさん、久しぶり♪

今日はどうしたの?

ひよこ
実は、先日知り合いの方に個人レッスンをお願いされたんです。
吉田佐和子
おお!いいね!

わたしは卒業まであんまり活動してなかったから、4年生になってかなり焦ったの。涙

何とか自分で稼がなきゃ!と思って卒業1年目は高校の音楽家の非常勤講師やってたしね。

吉田佐和子
個人レッスンに関わらず、大学在学中からお仕事はどんどんやっていった方がいいよ。
ひよこ
ちなみに、よしださんは個人レッスンはいくらでされててるんですか?
吉田佐和子
わたしは1時間1万円でやってるよ〜
ひよこ
なるほど。。。

わたし、自分のレッスンをいくらに設定したらいいか悩んでるんです。

吉田佐和子
値段のつけ方なんて、大学では教えてくれないもんね。
ひよこ
そうなんです。

それに、わたしの師匠は福知山交響楽団の首席なんですけど、1時間5000円でレッスンされていて。。

わたしはまだ大学生だし、師匠の価格設定を超えたらダメなんじゃないかって。。

ひよこ
そう思うと、わたしは一体いくらに値段を設定したらいいか全然わからなくて。。。
吉田佐和子
わかる、わかるわ。。。
吉田佐和子
じゃあ、今日はレッスン代の値段を決めるときに気をつけたいことを3つ紹介するね!

レッスン代でいくらでやってるの?

さて。そもそもみんなレッスン代ってどれくらいでやってるんでしょうか?

これは本当にピンキリなんですよね。

1hあたりのレッスン代は、5000円、6000円、7000円・・・

本当にバラバラです。

社会人に対しては15000円/1h、学生に対しては1万円/1h。

受験生対策は3時間で2万円、など年齢や内容によって決めておられる方もいます。

わたしは5000円/1hでやっていましたが、去年1万円に上げました。

これはレッスンに来てくれた生徒さんの反応から、わたしのレッスン内容が1万円でも損をさせない内容であるという保証が出来ると感じるようになったためです。

師匠のレッスン値段以下にする必要はない

師匠のレッスンの値段を気にする人もいますね。

これはレッスンの生徒さんが全員かぶってる状態なら気にしたらいいと思うんですが、そんなケースって滅多にありません。

師匠のレッスンをうける生徒さんと、あなたのレッスンを受ける生徒さんは全然違うのです。

だから、師匠の値段を気にして価格設定をしても、それを気にしているのはあなたとあなたの周りの同門の人くらいでしょう。

レッスン代が高いか安いかは生徒さんが決めること

じつは、レッスン価格を決めるときに『この金額って安いかな?高いかな?』と迷うかもしれませんが、それを決めるのはレッスンを受ける生徒さんなんです。

たとえばスーパーで売られているトマトを見たときに、1個200円を高い!と思う人もいれば安い!と思う人もいるでしょう。

産地や品質も関係してくるところはありますが、まず品物と値段を見た時点で、その人の価値観で判断するはずです。

安いからレッスンを受ける!

という人ももちろん一定多数はいると思いますが、そうでない人ももちろんいます。

レッスンの値段は『高すぎる』とか『安すぎる』と感じるような値段ではなく、あなたが適切だと思う値段を設定をしましょう。

要望と情報と価格をセットで考える

そもそも、レッスンを申し込んでくれる人っていったいどんなことを考えてるんでしょうか。

どういう要望を持っていたり、情報を知っていたから申し込んだか考えてみましょう。

・この曲をもっとうまく吹けるようになりたいからあの先生に習いたい!
⇒その先生がその曲を指導出来るということを認識しており、望む内容と価格が見合っていると感じたからレッスンを申し込んでいる。

・家の近所でリーズナブルに教えてくれるからあの先生に習いたい!
⇒先生が家の近所に住んでいること、自分の予算とあうことを知っており、その条件が見合っているからレッスンを申し込んでいる。

・自分の性格と先生のレッスン方法は合いそう!
⇒その先生がどんな性格なのか、どんなレッスンをしているのか知っており、自分の望む内容と価格が見合っていると感じたからレッスンを申し込んでいる。

つまり、それぞれ先生を探している理由があり、その理由と料金を照らし合わせて見合っていると感じたときに購入する=レッスンに申し込むのです。

値段を見て決めるのではなく、

悩みや要望→レッスンを受けたい→知り合いに聞いたりネットで検索して探す→気になる先生を見つける→自分の要望とレッスン代を照らし合わせる→レッスンを受けるか決める

という思考の流れがあるんですね。

レッスン代を見て高いか安いかで判断→高い人のレッスンは受けたくないなぁ

という流れではないのです。

たとえば、1万円/1hのレッスン代を設定したい場合。

自分がレッスンを受けるときにどんなことが得られるなら1万円の価値があると思うのか??生徒の立場になって考えてみるといいですね。

だから、高いレッスン代にしたら生徒さんが来てくれないかも。。。
と値段だけとにらめっこする必要はありません。

高めの値段に設定したいのなら、そのレッスン代にあった内容を考えればいいのです。

値段で買うのではなく自分の条件に合うものを買う

たとえば。。。

ケーキを作っていたら、絶対に必要なイチゴを買い忘れていたことに気付きました!

スーパーにイチゴを買いに行くと、価格の違う2種類のイチゴが。

いつもは迷わずに安い物を買うけれど、高い方が糖度も高く、美味しそうな色をしています。

その日は妹の誕生日。

少しでも美味しい&美味しそうなケーキを作りたいとしたら…??

きっと、高い方を選びますよね。

この時って、値段で決めてないんです。

イチゴが足りない!→イチゴを買いにいくと価格の違うイチゴが2種類あった→自分の要望と値段を照らし合わせる→より自分の要望を満たしてくれる方(=高い方)を買う

という思考と行動の流れがあるのです。

ここで、重要なのは『情報』です。

もし、イチゴを買うときに「糖度」や「色の違い」の情報がなく、色や形は全く一緒なのに、値段だけが違っていたら、絶対に安いものを買いますよね?

でも、そこに「糖度」や「色の違い」という情報があり、そこに「妹の誕生日だから少しでも美味しい&美味しそうなケーキを作りたい」という要望が合わさったから、高い方を買いたいと思ったわけです。

「レッスンの内容」を買っているのではなく『付加価値』を買っている

ここで更に大事なのは、レッスンの内容だけを買っているわけではない、ということです。

先ほどのイチゴの例でいうと、普段は迷いなく安い方を買うけれど、その日に迷ったのは『普段はない特別な思い』があったからですよね。

イチゴを買ったのは確かですが、『妹を喜ばせることができるかもしれない』というイチゴ以外の付加価値に魅力を感じて購入しているのです。

レッスンの場合も同じです。

『そのレッスンを受けたらこうなる』とレッスンに対してイメージしたことに価値を感じたから、レッスンを受けに行こう!と行動するのです。

『付加価値をイメージさせることが出来るか』というのは、レッスン代の価格設定だけでなく、コンサートの集客などでもとても大切なことです。

無料体験レッスンについて

ひよこ
初回のレッスンを無料でやっておられる方もいますよね?
吉田佐和子
そうだね。

無料体験レッスンをしているかどうかは各先生の判断によるけど、メリットとしてはこんなことがあげられるね。

・そもそも興味があって体験レッスンを申し込んでいる
→その後も通ってくれる可能性が高い

・その先生のレッスンがあうかあわないか体験していただける

ただ、レッスンで教える内容って、先生は時間とお金を使って得ているわけだから本来は無料じゃないんです。

わたしは無料で体験レッスンをやってた時期もありましたが、次につながる方が少なかったのでやめました。

無料体験レッスンに関しては、本当にそれぞれの先生の価値観によるかなと。

もちろん、無料で体験レッスンをしておられて、成功しておられる方もいるので、一概にダメだとは言いません。

まとめ

レッスン代を決めるときに憂鬱になる必要はありません!

生徒さんが申し込んできてくれたときに『なんで申し込んでくれたんですか?』と聞くと、自分が持ってる『付加価値』に気づくことが出来ますよ。

吉田佐和子
今回レッスンを申し込んでくれた方はどんな方なの?
ひよこ
アマチュアの吹奏楽団でエキストラに行ったときにご一緒した40代の方です。
吉田佐和子
なんでレッスンをお願いしようって思われたのかな?
ひよこ
わたしのアドバイスが丁寧で分かりやすいと言っていただけて。

『こんな風に楽に吹けるんだね!楽器を吹くのが楽しくなったよ』って言ってもらえたんです。

そこから、個人レッスンを受けてみたい。って思っていただけたようです。

吉田佐和子
なるほど。『楽器を吹くのが楽しくなる』っていうのは、ひよこさんのレッスンを受けると得られる「付加価値」だね!

今日のまとめ!
①高いか安いかを決めるのは生徒さん→自分が適正だと思う価格をつける

②値段で買うのではなく自分の条件に合うものを買う→レッスンの特徴や内容をわかりやすく伝える

③みんなは「レッスンの内容」を買っているのではなく『付加価値』を買っている→レッスンを受けた人がどうなるのか連想できるような言葉でレッスンを紹介する、レッスンを受けた人のエピソードを紹介する

吉田佐和子
いろいろ考えてレッスンの値段を決めてみてね!

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