こんにちは。
クラリネット奏者の吉田佐和子(@sawaclarinet)です。
先日『ウェブで有名になるにはどうしたらいいですか?』
という質問をいただきました。
そもそも「有名」ってすごく幅がある言葉ですよね。
わたしは音楽家なので
・CD出したら有名?
・CDがタワレコとかHMVで売ってたら有名?
・音楽雑誌に特集されたら有名?
とか考えてみましたが、どこから有名で、どこから有名じゃないのかは自分が決めることじゃなくて人が決めることやろ!って思うんですよね。
ちなみにコトバンクによると、有名とは世間に名がよく知られていることだそう。
ウェブで有名になるには『発信力』と『影響力』が必要だ
わたしの場合『福知山』では名が知られているので「有名」と言っていいかもしれません。
「吉田佐和子です」と名前を出せば、だいたいの人が『あ〜、あの新聞でよう見かける人』と反応してくれるし、話もするすると進みます。
ただ、福知山を一歩出るとまだまだ知られていないのは確か。
ウェブを通じて、まだ知らない誰かと繋がれば、わたしがいいな♪と思うものに共感してくれる人が増えるかもしれない。
そしたら、とっても嬉しい。
これから何かやりたいと思うことが出てきたときに、応援してくれるファンが居てくれたら、みんなでワクワクできる。
考えただけで楽しそう!
ウェブで発信した先にはワクワクするような事が待っているのです。
そして、ウェブで有名になるために大切なのは『発信力』と『影響力』です。

いま何か発信してる?
さいきん本当に不思議に思うことがあるんですけど
『ネットで色々発信して、たくさんの人にわたしのやってる活動を知ってもらいたいんです!』
と言いながら、何もしてない人っていますよね。
ツイッターを覗いてみると、つぶやいてる内容も反応に困るわ!みたいな内容ばかり並んでる。
それを見て反応してくれる人なんていません。
クラリネットを吹いている人と繋がりたいと思うなら、クラリネットのことをつぶやかないと、誰も寄ってきません。
ツイッターの場合だと、プロフィール写真でクラリネットを持った写真を設定するとか、つぶやかなくても出来ることもあるし。
ツイッターで『楽器をやってる人とつながりたい!』と思ってるのに楽器が全く写ってないプロフィール写真に設定してる人はまず楽器が映った写真に変えてみて欲しい。ちなみに、私は楽器をやってない人ともつながりたいと思ってるので、クラリネットは持ってません。
— 吉田佐和子 (@sawaclarinet) 2017年2月12日
自分はクラリネットに関する情報を持ってるんですよ〜!って主張しないと何も始まりません。
自分を知って欲しいと言いながら、何も発信してない人には、思ったらいますぐ発信しろと言いたい。
自分の発信媒体を持とう
ウェブの世界で有名になるために、まずは、核となる自分の発信媒体をウェブ上に持たないと何も始まりません。
・ブログ
・ツイッター
・FaceBook
・note
自分の考えを継続して発信する媒体をつくりましょう。
ちなみに、最近のわたしはこのブログを軸にしています。
ツイッターはサブ的な位置付け、Facebookは更にサブな位置付けです。
核となる部分を決めると、読者が『どこを見ればその人のことがわかるか』すぐに察知出来ます。
さらに、その媒体での発信内容をしっかりと絞ることで、ウェブでの発信を通じてつながりたい人とつながることが出来るのです。
核の媒体をつくったら、そこでコンスタントに発信を続けていきましょう。
発信力をつける
発信は誰でも出来ることではありますが『人に届く発信』は誰もが出来ることではありません。
まず、この2つのことを考えてみましょう。
・どんな言葉が人の心に響くのか
・(ブログなどの場合)どんな構成だと人の心が動くのか
自分が好きな人や、影響を受けている人の発信をよく分析してみたら、絶対になんらかの法則があります。
・こういう言葉をよく使ってるな
・こんな言葉は絶対使わないんだな
・批判的な意見に対してそんな風に対応しておられるんだな
・ブログ記事をツイッターで紹介するときはこんな書き方をしてるな
などなど、発信する際の法則が必ずあります。
それを自分もそのまま真似したらいいか?ということはまた全く別の話になるのですが。
まず、自分がどんな人をいいと思ってるのか?その人たちにはどんな特徴があるのか?
ということを知った上で、それが自分の発信で応用できることなのかどうかを検証するのが大事です。
影響力をつける
もう1つ大事なことは、自分が発信したことで影響を受ける人を増やす=影響力をつけること。
たとえば、わたしのクラリネットのアクセサリーに関する記事を読んで、それを参考にして誰かが何かを買った場合や、ツイッターアドバイスサービスの記事を読んで、購入してくれた人がいた場合。
それは、わたしの記事に影響力があったということになります。
こんな風に、発信した情報に感化されて『行動』する人を生み出す力=影響力をつけていくことが大事です。
人は、感情が動かないと行動しません。
あなたの心が動いたこと=誰かの心を動かすことです。
影響力をつけるためには、心にすごく響いたことや、誰かの役に立つ方法、困っていたけど解決したことなど、心が動いたことを発信しましょう。
信頼性を高める
世の中には多くの「クラリネットを上手くなるための方法」があり、それらはネットで見ることも可能です。
しかし、その情報をどうしたらいいのかが分からないため、みんな思うようにクラリネットを吹くことが出来ないのです。
たくさんの情報があふれているのに、どれが必要な情報が何か分からないんですよね。
あらゆる情報の中から、その人に必要な情報を届ける=それが、レッスンであったり、わたしがやっているツイッターアドバイスです。
あなたの発信媒体では「これは出したくないな」と思うようなとっておきの情報もどんどん開示していきましょう。
様々な情報を開示すると、それらの情報を知っているあなたの信頼性が高まります。
あなたにその情報整理をお願いしたい!
あなたから何かを買ってみたい!
と思ってもらえるよう、興味を持ってもらえる内容をしっかりと発信していきましょう。
まとめ
ウェブで発信する音楽家が身につけるべき2つの力は『発信力』と『影響力』!
これがあれば、有名団体に所属していなくても、若くても、フリーランスで食べていける可能性がグッと上がります。
ぜひ意識して取り組んでみてくださいね。