パリに住んでいると、自分に合ったファッションは何なのか?
自分を魅せるにはどんなものが適しているのか?ということを以前よりも考えるようになりました。
コテコテに着飾ってないのに、自然な美しさがあるところにもの凄く惹かれるんですよね。
先日、ちょっと気分を変えたいな〜と思ったのですが、服を買うとそれなりにお金がかかるし、気分を変えるだけならマニュキュアで十分じゃない?と思い、ディオールで可愛いマニキュアをゲットしました。
語学学校に行っているときは自然と自分の手元が目に入ることが多いので、爪に塗ったワインレッドとワンポイントにゴールドで引いたラインを見るととてもやる気が出てきました。
勉強意欲がメラメラ燃えてくる感じ!!
クラリネットを吹くときにちょっと気になるかな?って思ってたんですが、鏡を見たりしない限り、あまり気になりませんでした。
これはいい!と上機嫌だったんですが…
ピアノを弾いたときに、事件は起こりました。
ピアノって、みなさんご存知の通り白と黒じゃないですか。
ワインレッドの主張が強すぎて鍵盤が見辛いんです。
もう、鍵盤を抑えるときに威圧感がありすぎて、あ、これはダメだな。と悟りました。
このワインレッドのマニキュアはペディキュア(足の爪に塗るやつね)用にしたいと思います。
色に限らず、自分の好きなものでも合わないことって普通にありますよね。
もちろんカンが働く場合もあるんだけど、今回みたいに塗ってみないと分からない=行動を起こしてみないと分からないっていうことが多くて、でも行動を起こす前よりは自分に合う・合わないが分かったからいいかなって思うんですよね。
自分に合わないものを知らないっていうことの方がよっぽど怖いなって思うし、合わないってことに気づいてるのにやり続けるのはもっと怖いから。
自分の「好き」や「嫌い」、「合う」「合わない」をちゃんと言語化出来てるのって大事だなぁって最近つくづく思います。
自分の意識をしっかりもってると、表現するものも絶対変わってくる。
このブログにも、音楽にも、自分の表現するものには思いっきり「好き」を詰め込みたい。
好きなことを明確にして、好きなことが誰かに伝わるように工夫して、それを今流行りのものにただ乗っかってやるんじゃなくて、自分のペースでコツコツやっていきたいなっていうのが今の正直な気持ちです。
SNSは大好きだし、こうしてブログを書くことや音楽で自分の気持ちを表現することは好きなんだけど、最近の波に乗り遅れるな!みたいなムーブメントに無理に合わせることはないかなって。
ちなみに、パリのコスメ売り場でも、日本と同じように声をかけられるのは一緒。
こんな感じで声をかけられるんですが、基本的には何かお手伝いしましょうか?という意味です。
『Je peux vous aider? ジュプヴ ゼデ』
『Qu’est-ce que vous désirez? ケスク ヴ デズィレ 』
『Que désirez-vous?ク デジズィヴ』
※désirer(デズィレ=〜が欲しい/英語:to wantやto desireと一緒)
昔アパレルで働いていたこともあるので、「その色キレイですよね」とか「今日入荷したばかりの服なんですよ」とか諸々声をかけるときのバリエーションはあるのですが、見てるだけのときはこんな感じで返すといいかも。
『Je regarde seulement.merci. 』ジュ フーギャラデ ソルモン メルスィ
見てるだけです。ありがとう。
『Je peux regarder?』ジュプフーギャラデ?
見ていいですか?
(※regardeの発音をカタカナに表すのはむっちゃ難しくて個人的に悩んだんですが、、今後また自分の中で別の表記の方が良いと思ったらまた変えますね。)
英語のdarkにあたるfoncé(フォンセ)を使って『濃い赤が欲しい!』と言っていたんですが、ワインで良かったらしい。。
そういえば、ワインレッドって言葉がありますもんね。
普段スーパーに行くことはよくあるんですけど、そこまで店員さんと会話する機会ってないし、服やコスメなど自分の欲しいもの、好みのものなどを伝える機会があると自分が話せないフランス語を知れる機会になりますね。
今回も色々勉強になりましたm(_ _)m
—————————-
マニキュアを買ったら、試供品でこんなものをいただきました。
特に香水(左の白と黒のやつね)がどちらも好きな香りで、これまた気分転換にはバッチリで気に入ってます。
個人的には白の『J’adore』が好きかなぁ。
香水はもうかなり長い間つけてないんですが、ちょっと気分を変えたいときには良いなぁと改めて感じました。
みなさんはどんなことで気分を変えてますか?