何も考えずに思いっきり休んでいます。

ここ数日、ずっと一歩も家から出ていませんでした。

腰が痛くなって歩くと激痛がするし暫く椅子に座っていようものなら上半身が絵に書いたような“腰の曲がったおばあさん”状態になってたんです。

これは渡仏前にも経験したんですけど、そのときは鍼灸院にほんっっとうにお世話になりました。

その際にこの痛みの原因について言われたのがストレスだったんですが、音楽家って結構いろんなことに耐える環境にあるからっていうのもあるかもしれないけど、逆境と感じていてもそれをストレスと捉えないとこがあると思うんですよね。

胃がキリキリする大変な本番・練習・誰かとのやりとりがあったり、毎日練習しないといけない曲に追われているような感じがある・・とか結構普通だし。

ただ、そんなハードなことをしていないはずなのに、今回もまた腰を痛めてしまったわけです。

精神的に、何か辛いことがあったのかなぁ?

うーむ。。なかったと言えば嘘になるかもしれない。

でも、こういうときは「どうしてこんな風になっちゃったんだろう?」っていま悩んでも仕方ない!と思うし、やっぱりとにかく休むのが一番!

とにかく沢山寝ます。

飽きるまで寝ます。

最近毎日むちゃくちゃ語学学習してたんですけど『休むモード』になったらバシッとスイッチが切り替わるので、全部お休みしました。

ただただ寝る。ちょっと起きて、腰にいいと言われる姿勢を意識して、また寝る。

眠たくないときは小説や歴史にまつわる本を読んで、寝る。

立って歩くことが満足に出来ない、やりたいと思うことが出来ない、こういうときに、真の意味でやるべきことってないんだなぁって感じます。

あと達成感や充実感で物事を考えるのも違うよねって思うようになってきました。

わたしはどちらかというと何かを達成することで生きがいを感じるというか、生きてる意味を感じるような感じだったんですけど、何かしてないと生きる意味を感じないってヤバいなぁって。

もっと気楽でいいと思うようになってきました。

そういえば、以前『パリに住んで働かんとあかん環境でもないんやから、しんどいことなんてないやろ』って言われたことがあります。

いや、もう凄いなぁって思いました。

凄い、想像力がないなぁって。

それって都会に住んでるから忙しそう、田舎に住んでるから暇そう、って言ってるようなもんだと思うんだけど、どこに住んでてもどんな環境にいてもしんどいことがあるのが普通じゃないのかなぁ。

そりゃ旅行やホームステイで1ヶ月いるとかならまだしも、住むとなると全然違う。

それは国内旅行でも同じですよね。

すごーーーく気に入った場所があったとしても、そこに住んで生活するとなるとまた心境も変わってくるはずです。

結局、幸せって物や場所や人によって手に入るものじゃない。

結婚すれば幸せになる
お金があれば幸せになる
海外に住めば幸せになる
好きな仕事をすれば幸せになる

ぜーんぶ嘘です。

どこにいても、何をしていても、幸せは自分の心をちゃんと分かってないと手に入れることなんて出来ません。

だから、体が疲れたときや心が疲れたときはとにかく何も考えずに休むこと。

「つかれてたんだねぇ、頑張ってたんやね」「ゆっくり休めばいいよ」と自分に優しく声をかけてあげるようにしています。

これを書いてるいまも腰は曲がっています。

今日は5日ぶりに家の外に出て、晩御飯はベトナム料理を食べに行きました。

美味しかったけど、やっぱり長時間椅子に座ってるとまた腰が曲がってくる。。

まっすぐ歩けるってありがたいなぁ。と思いながら、腰にいい姿勢で今日も寝ます。

3月に日本で寝ていたときよりも休むときの心構えは上手くなった気がします。

のんびりいきましょうね。

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大阪に住んでいる人で腰痛や疲労に悩まされたときはこちらがおすすめです。

麻美漢方はりきゅう院

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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