楽器調整こぼれ話

楽器を調整するとき、技術者の方といろんなお話をします。
いろんなお話を聞いた中から、こぼれ話をひとつ。

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今の楽器調整技術は昔と比べるとかなりレベルが上がっていますが、昔はそうじゃなかったわけです。

だから、みんな自分である程度調整しちゃう人も多かったそうです。
でも、自分で出来ることやその完成度は色々。
つまり、トーンホールのクリーニングはやったことがない→調整に持って行ってトーンホールクリーニングをすると、何だか違和感がある…
いう方もいらっしゃったそう。

時代が移り変わり、今は楽器自体の性能や精密さも高まってきました。
今は楽器屋さんで調整する方のほうが圧倒的に多いと思いますが、きっと、調整が自分で出来る人って『楽器との対話』を密に行っていたんだろうなぁ。

そう考えるととっても楽しそう。

私は調整は出来ないけれど、いつでも楽器の状態に対して敏感でありたい。
楽器との対話を心がけていきたいなぁ、と思ったのでした。

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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