音色が丸くなるマウスピースパッチがあるってご存知ですか?
わたしは長いあいだヤマハのソフトタイプのマウスピースパッチを使っています。
マウスピースパッチを貼らずに楽器を演奏していると、マウスピースが傷ついてしまいます。
また、マウスピースパッチがある方が前歯が安定し、演奏しやすくなるので必ずマウスピースパッチを使用して演奏するようにしましょう。
ヤマハのマウスピースパッチの種類は2種類
種類は黒と茶色(ソフトタイプ)の2種類があります。
厚さが増すと抵抗感が増すので、どれくらいの抵抗感が吹きやすいか?自分の好みで選んでくださいね。
わたしはソフトタイプの0.5mを自分に合う形にカットして使っています。
これは音色が確実に良くなるのでオススメです。
黒いものもありますが、個人的には茶色のソフトタイプの方がより柔らかく、倍音も増すように思います。
厚さは0.8mもあるので好みの抵抗感のものを選んでみてくださいね。
おまけ
ところで、先月行ったチャールズ・ナイディック氏のマスタークラス。
ナイディック先生のマウスピース部分を見ると、マウスピースパッチがこのような形に切りとられていました。
これをレッスンに来てくれている生徒さんにやってみてもらったところ『すごく良い音がして、息も入れやすい!』と言ってくれました。
わたしもさっそく試してみたのですが残念ながら私には合いませんでした。
マウスピースパッチを貼っていない部分の音の響き方が上手く混ざらなくて、音にムラが出来るとら感じたのと、それらをコントロールすることは出来るのですが、コントロールしようと思うとかなり神経を使わなければいけなかったんです。
その点を改善するには、切るときに横の幅をもう少し広めにしたら良かったかもしれませんが…
でも、生徒さんの音を聞いたときは本当に合っていると感じたので、個人差があるのだと思います。
どれだけ良いとされる方法でも全ての人に合うわけではありませんからね。
気になった方は是非一度試してみてくださいね。
マウスピースパッチの他にもクラリネットを吹く上で便利なアクセサリーはこちらの記事で紹介しています。