先日、2010年から行ってきた『音楽で福知山(まち)をつなぐ!第12回フレッシュコンサート』が無事に終了しました。
ご来場くださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!
コンサートの終演後にお客様とお話ししてると、今までで一番お客様からの反応が良かったです。
これが本当に嬉しかった。
今回も親しみやすいプログラムを中心に
フレッシュコンサートは、小さいお子様から大人の方まで、幅広い世代の方にお楽しみいただきたい!という思いで開催しています。
今回は福田洋介氏に作曲していただいた吹奏楽曲、交響詩『福知山』の四重奏版世界初演をメインに、様々なプログラムをお送りしました。
1:エトピリカ/葉加瀬太郎
2:ジブリメドレー(風の通り道、君をのせて、カントリーロード)
3:川の流れのように/見岳章
4:月の光/ドビュッシー
5:12のエチュードよりOp.8 No.12/スクリャービン(ピアノソロ)
6:リベルタンゴ/ピアソラ
7:あの日の帰り道/吉田佐和子
8:交響詩『福知山』全4楽章/福田洋介
アンコール
New wind/吉田佐和子
【出演者】
ソプラノ:川口りな
ヴァイオリン:辻本明日香
クラリネット:吉田佐和子
チェロ:金子鈴太郎
ピアノ:加畑嶺
特に、交響詩『福知山』は、演奏前に曲の題材となった各地域の特色をご紹介したからか、はっきりとイメージを持って興味深く聞くことが出来たと嬉しいお声をいただきました。
アンコールは新曲で
今までのアンコールは、地元の吹奏楽部とコラボしていたこともあり、「勇気100%」などの元気な曲で終わっていました。
しかし、今回のアンコールの選曲にあたり私は皆さんにどんなことを伝えたいのか?ということを改めて考えていました。
地元でコンサートをやってきて、コンサートを開催していても地元は元気にならないんだ、ってことが分かったんです。
でも、諦めたくないわけです。
自分には音楽しかないし、自分の好きなこと(音楽)と大切な場所(福知山)が交差するような取り組みをこれからも模索していきたい。
福知山に新しい風を吹き込みたい、そのために自分が今できることは何だろう?
そんな思いをこめて、歌詞をつけて『New wind』という曲を書き下ろしました。
コンサートが終わってからも鳴り止まなかった拍手からのカーテンコール、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
遠方の方にも感じていただけた『福知山の魅力』
今回、クラウドファンディングを行い開催資金を募ったことで、福知山の方々だけでなく京都市・大阪・奈良・西宮・東京と日本各地からお客様が来てくださいました。
終演後はクラウドファンディングで支援してくださった方々と演奏者、スタッフのみんなで打ち上げ兼懇親会を行いました。
このような機会を持ったのは初めてだったのですが、お客様との距離も縮まって良いですね。
是非来年もやりたいと思います。
色んな方々に「福知山いいとこやね、またゆっくり来るね」など、嬉しい言葉をかけてもらえて嬉しかったです。
ちなみに、打ち上げを行った柳町の雰囲気と美味しすぎる鴨鍋は来てくださった方全員に満足していただけます♪
誇りに思ってくださるようなコンサートを目指して。
今回のコンサートを終えて、自分の中に芽生えた思い=決意があります。
それは、自分が良いと思う音楽を福知山でやり続けること。
「遠方からでも聴きに行く価値がある、福知山発のコンサート」として、更に内容をパワーアップさせていきたいです。
いつか「福知山にはフレッシュコンサートがあるんやで〜」と福知山の人たちに誇りを持って言ってもらえますように。
出来ることをコツコツと積み重ねていきたいと思います。
2年ぶりのフレッシュコンサート、本当に多くのものを得ることが出来たと感じています。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました!!
ちなみに来年のフレッシュコンサートは6月を予定しています!
どうぞお楽しみに♪