クラリネット奏者が暗譜で演奏出来るようにしておくべき6曲

クラリネット奏者が学ぶべきクラシックの曲ってたくさんありますよね?

この記事では、そのなかでも音楽院で習ってる先生が仰った暗譜で演奏出来るようにしておくべき6曲をご紹介します。

  1. モーツァルト/コンチェルト
  2. ドビュッシー/第一狂詩曲
  3. プーランク/ソナタ
  4. ブラームス/ソナタ1番
  5. ブラームス/ソナタ2番
  6. シューマン/幻想小曲集

どの曲もとても有名な曲なので、演奏したことはなくても聴いたことがある方も多いのではないでしょうか?

それでは順番にどんな曲かみていきましょう。

目次

1.モーツァルト/コンチェルト

クラリネット奏者を心ざした人なら必ずやるであろう、モーツァルトのクラリネット協奏曲。

メロディーはとてもシンプルで美しいのですが、シンプルだからこそ難しい。

クラリネットとオーケストラのために書かれた作品で、全部で3楽章まであります。

楽譜はベーレンライター社がおすすめです。

2.ドビュッシー/第一狂詩曲

繊細な表現力と正確なテクニックが求められるドビュッシーの第一狂詩曲。

楽譜はデュラン社がおすすめです。

3.プーランク/ソナタ

プーランクが死ぬ前年に書き上げた3楽章形式のソナタ。

初演はなんと、レナード・バーンスタインの伴奏とジャズ・クラリネット奏者のベニー・グッドマンの独奏という最強コンビ。

動画は3楽章の演奏です。

版がいくつかあるので、音大に通っている人は図書館にある版と最新版を比べてみてください。いくつか音が変わっている部分もあります。

4.5.ブラームス/ソナタ1.2番

ブラームスがクラリネットとピアノのために作曲した2つのソナタはクラリネット奏者にとって欠かせないレパートリー。

クラリネットとピアノの魅力が思う存分楽しめる作品です。

6.シューマン/幻想小曲集

体力と持久力が必要とされるシューマンの幻想小曲集。

パトリック・メッシーナ氏にレッスンをしていただいた際に、こんなにも一音の中で表現を変えるのかと驚きました。

さいごに

全部で6曲紹介しましたが、これらの曲をしっかり暗譜出来ていれば、もし急にコンサートを頼まれたとしてもすぐに対応可能ですよね。

また、これらの曲はコンクールの課題曲にもなっていることが多いので、将来クラリネット奏者を目指すみなさんはなるべく早いタイミングで学ばれることをおすすめします。

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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