今日は毎日楽器を吹きたいけれど、なかなか時間がとれない方に向けてブログを書きます。
楽器上達への大きな鍵は短時間でもいいから『習慣化』すること
楽器をもっと上手く演奏したい、楽しみたいと思っておられる方は沢山いらっしゃいます。
私はその思いに最大限お応えしたいと思いレッスンをしています。
楽器が上達する1番の近道は年齢や職業に関係なく、毎日の中に『楽器と向き合う時間』を作り出すこと。
『習慣化』という名の山をひょいっと超えると、あとは自力で高いクオリティーを目指せるようになります。
この『習慣化』を自力で出来るようになるまでは、基礎的な内容を高いクオリティーで出来るように何度も反復していただきますが、この部分が物凄く大事なので、なかなか上手く時間を作り出せない時が続いても、根気よく取り組んでもらうように伝えています。
やみくもに時間を作っても意味がない
『練習する時間がないんですよ』と言たとき、私は『いいですよ』とお返事しています。
なぜなら、少しでも試行錯誤しようと思っていただけていることが嬉しいし、その気持ちを更に行動に繋げることが出来ると確信しているからです。
一気に気持ちを変えることは難しくても、レッスンをしていてその人に合った音楽への向き合い方や時間の使い方を少しずつお伝えしていると、自然と『時間を作りたい』と思っていただけるようになります。
何も特別なことをしてくださいと言っているわけではありません。
皆さんが次第に『時間を作り出すコツ』を見つけられるようになりますし、そうなればどれだけ忙しくても一生懸命通ってくださいます。
その姿勢に私は凄くパワーをいただきます。
自己肯定感を持つことで上手くなる
日本人は自分のことを否定する人が多く、小さい頃から叱られて育ってきた方も多いでしょう。
しかし、自己肯定をしっかりすることで、楽器の上達スピードは大きく変化します。
私のレッスンでは褒めることを大事にしています。
せっかく楽器と向き合おうとしてくださっているわけですから、その時間は生徒さんにとって楽しいものであるべきです。
楽器が楽しい!と感じる瞬間は色々あると想いますが、まず何かが出来る喜びを感じて欲しい。
取り組んでいる過程や出来たことを見逃さず、褒めることが生徒さんの『楽しい!』に繋がると感じています。
「自分なんてどうせ…」と思ってしまう人こそ本当は成長することが出来る人なんですよ。
短い時間で効率よく練習する
現代人は基本的に時間に余裕がありません。
その中で『楽器を演奏したい』と思ってもらうために、具体的にどの部分をどんな風に練習したらいいのかということを詳細にお伝えしています。
その内容はかなりピンポイントに絞ります。
え、これだけでいいの?と思われるかもしれませんが、まずそこに取り組むことで、他の部分も吹きやすくなります。
自分が吹きたいように吹ける箇所が多くなると、もっと練習したい!という思いが自然と出てきます。
時間が沢山あればがむしゃらに練習することも良いと思いますが、そうでない場合は時間の使い方と練習内容をシビアに突き詰めていくことで確実に上達します。
楽器練習は筋トレと同じ
楽器を演奏する際は、日常では使わない筋肉を沢山使います。
楽器を演奏すること=マラソンと考えていただけると分かりやすいと思うのですが、マラソンを完走するためには毎日少しでもいいから走ったり、筋トレをしておかないと、走れませんよね?
毎日楽器に触れることが出来ない人は、マラソンでいうこの『筋トレ』をしっかりやってほしいのです。
クラリネットでいうと、日本語を話す時に使わない筋肉を使うことになりますので、楽器が吹けない時は唇の周りの筋肉を意識して動かしてみてください。
ヒクヒクなる形が見つかればラッキーです。ヒクヒクしていても「その筋肉の使い方」を体に覚えこませる気持ちで数秒間キープしてください。
こちらを使うと同時に肺活量アップも出来ます。
また、楽器の音が出せなくても大丈夫なので、楽器を持ってリングキーに指の腹を押し付けるような感じで音を出さずに音階練習をしてみてください。
楽器のキーを押さえるという行為も日常生活にはない動作です。
ちなみに楽器を出すのも面倒な方にはこちらを使って、指の腹を押し付けるようにしてそれぞれの指が独立して動くようにしてみてください。
唇の周りの筋肉も指も、いかに日常生活で使わない部分を意識して使うかが重要です。
1週間のうちほとんど楽器を吹ける時間がないという方は是非ためしてみてください。
レッスンのご案内
私のレッスンでは、その日のために取り組んでくださった事や、前回のレッスンと比べて良くなった事を生徒さん自身に沢山見つけて欲しいと考えています。
楽器は私の人生を彩り豊かにしてくれたように、きっとあなたの人生も彩ってくれるはずです。
レッスンは東京と大阪で行っています。
1時間1万円にて承っておりますので、下記のお問い合わせフォームから気軽にご連絡くださいませ。
お問い合わせフォーム
https://sawakoyoshida.com/contact