周りを巻き込みながら熱狂するシンプルな方法

楽しいことって、大勢でやるともっと楽しくなる。

わたしは『沢山の人とこのワクワクを共有できたら、もっと楽しいよね!』って思いながら活動をしています。

あなたが熱狂していることは、会って話せば伝わるかもしれないけど、時間もお金も限られてるわけで、いろんな人に直接思いを伝えるのは難しい部分もありますよね。

でも、ウェブを使えば、遠くにいる人にも、まだ会ったことのない人にも思いを伝えることが出来ます。

それって本当にすごいこと。

だからこそ、ウェブ上に出るものをどんな気持ちでつくり、どんな方法で拡散していくかって凄く大切です。

先日働き方メディア『fledge』に寄稿させていただきました。

発信力が未来を変える!フリーの音楽家が教える自由に生きるためのヒント ─ 吉田 佐和子
https://fledge.jp/article/yoshida-sawako

この記事、なんと、おかげさまでツイッターを中心にかなり記事がシェアされて、公開2日後には人気記事ランキングの1位にランクインしました!!涙


(寄稿記事の編集もお世話になったメディア編集長のたくみさんにも本当に感謝!)

この記事が拡散されたときに行ったことや起こったことは、わたしが『周りを巻き込みながら熱狂する方法』として意識していることが同じだったので、今回意識したことをご紹介します!

画面の向こうの相手を巻き込む方法

わたしが今回意識した内容はこちら!

1.執筆時に意識したこと

今回の記事は、事前にクライアントさんからの要望があったので、今までのわたしの経歴や具体的な各ツールの使い方を紹介しながら、ウェブでの発信に悩む同世代、もっと自由に生きたい!と思う人に向けてエールになるような記事を書きました。

意識したターゲティングはこんな感じ。

・ウェブでの発信に悩む同世代
・各SNSツールを具体的にどう使ったらいいか分からない人

わたしのこれまでの経歴も入れるので、そこでまず話の軸が出来るし、あまりターゲットを絞りすぎるとよくないかなと思ったので、あえてこれ以上は絞りませんでした。

2.読み終わったあとの読者の気持ちを考えた

ウェブの使い方について書いた記事って、ネガティブに書いてあることもありますよね。

「あなたのサイトにアクセスが集まらない○つの方法」とか分かりやすいと思うんですけど、ネガティブな記事って自分がどんな問題を抱えてるかは分かりやすいんだけど、読み終えたあと、前向きな気持ちになりにくかったりする。

ネガティブな言葉は、ネガティブな気持ちを連れてきますからね。

わたしの記事を読んでくれた人には、そんな風に感じてほしくなかったし、記事をクリックしてくれたってことは1ミリでも『もっと自由に生きたい』とか『発信を頑張りたい』っていう前向きな気持ちを持ってる人だから、そこを褒めてあげたいなって。

だから、厳しいことも書いたけど、あなたのその気持ちを大事にしてね!って思いも込めました。

発信を受け取った人にどんな感情を持ってほしいのかを考えるのはとっても大事。

その気持ちがないと、また別の書き方になっただろうなぁ。

3.この記事のために写真を用意した

記事中に必要な写真を提出してほしい、という指示がありました。

既存の写真を使っても良かったんですが、パリであたらしく写真を撮ることに決めました。

わたしは今年の4月にパリに移住したばかりだけど、パリに行ったからこそ強く感じられるようになったことも多いし、いま書く文章は、きっとパリの風景と共に撮った写真の方がぴったりなんじゃないかなって。

でも、パリで撮ることを決めたと言っても、パリで知り合いのフォトフラファーさんはいません。

どうなるか分からないけれど、この状況を何とかしたい…!と思い、ツイッターで呟いてみることにしました。

『写真を撮ってくださる方を探しています!』とツイッターでつぶやくと、それを見たわたしのフォロワーさんがインスタグラムで拡散してくれたんです。


(今見ると『本当に見つかるかな…』って不安とか、いろいろ混じった中途半端なツイートになっちゃってますが。汗)

そして、結果的にパリ在住の黒田七生さんに撮っていただくことが出来ました。

わたしは、ダメ元でもやってみることが多いです。

相手にお礼をちゃんと払う意思があることはもちろん、参加してほしいプロジェクトへの熱意や情熱、相手の作品のどこが好きか?など、ちゃんと伝えれば、状況が変わるということをこれまで何度も経験してきたからです。

今回の場合は、ちょっと違うケースですが『呟いても誰も見つからないだろうし…』と思ってやめていたら、あの記事には日本で撮った写真を使っていたし、印象も全然変わっていたでしょう。

文字も写真もあなたの性格や雰囲気をあらわしてくれるものを使うと、伝わる度合いが一気にまします!

4.記事公開前日に、明日こんな記事を見れるよ!とツイート

記事公開前日には、こんなツイートをしました。

これは記事の公開だけじゃなくて、いろんなことに応用が出来ますよね。

事前にやることを伝えるだけで、それを見て必要と感じた人にとって、記事が公開されるということが『自分ごと化』されるんです。

これは、記事公開のときだけじゃなくて色んなことに応用できます。

例えば、イベントをやるときも事前の状況をこまめにツイートしたり、『状況+感情』をつぶやくことで、相手にそこに参加した時のことを想像出来るようにすることを心がけています。

これをやるのとやらないのでは大きく違ってきます。

ちなみに、FBでもこの情報は拡散したんですが『文字だけでなく写真をつければもっと読んでもらえる』というベタな手法を行うことを忘れていたことに気づき、FBでは文章+写真で載せました。

また、公開されたあとには『公開されました!』という一言とともにURLも載せて、1人でも多くの人に読んでいただけるようにしました。

5.公開日にしたこと

いよいよ記事が公開される日。なんだかんだでドキドキです。

朝8時に各SNSにアップ。

しかし、しばらく反応がありません。苦笑

記事の内容、あんまりよくなかったかなぁ。。と思いつつ、記事をシェアしてくれる投稿は全てRTし、コメントも返していきました。

どうしたら沢山の人に文章を読んでもらえるかな?って考えたときに、やっぱり読んでくれた人にお礼をちゃんと伝えるのって凄く大事です。

これはCDが売れたときも一緒。

まず、お礼の気持ちを伝える。

そしたら、その気持ちがまたどこかに別の形で巡っていくかなって。

ちなみに、わたしがコメントを返すとき、意識しているのは次のことです。

・お名前を入れて返信する(人は最初に名前を呼ばれると嬉しい)
・コメントしてくれている言葉をふまえた上で返信する

せっかくのコミュニケーションの機会を大切にしたいので、コメントして良かったなぁ、シェアしてよかったなぁ、と思ってもらえると嬉しいなぁ、と思ってやってます。

すると、それを繰り返しているうちに、気がつくと本当にたくさんの人がシェアしてくださいました…!涙

ここに載せられなかった人もいっぱい!!涙

これは本当に嬉しかったです。

すべての投稿をRTするとわたしのタイムラインはお祭りのようになりますが、こういう時はそれを見て『楽しそう』とか『わたしもコメントしてみようかな』と思う人が出てきてくれることもあるので、どんどんRTしています。

これも『吉田佐和子さんに絡むとこうなる』というビジョンを見せる=『見える化』ですよね。

誰かを巻き込みながら熱狂する方法

わたしがいつも意識しているのは次の4つです。

1.自分の目標を5W1Hを明確に伝える
2.それが叶うとどんなことが起こるのか?応援してくれている人にどんな感情を与えられるのか、分かりやすく伝える
3.自分にあった文章や写真を使って伝える
4.嬉しい&楽しい感情をしっかり伝えて、自分もそこに加わりたい!と思ってもらうようにする

何も特別変わったことをやっているわけではありません。

でも、これらをやるときに自分にあった文章や自分を表す言葉を身につけることってすごく大事です。

私たちは普段何も考えずに日本語を話していますが、思いを話し言葉で伝えることと、書き言葉で伝えることは全然違います。

SNSのいいねの数などで自分の言葉を使えているか?その言葉にちゃんと思いが込められているのか?はすぐ分かります。

みんな日本語が話せるから、書き言葉で伝えたいことが伝わらないという現実を受け止めるまでに時間がかかる人もいるんですが、まず自分の現状を受け止めないと何も始まりません。

ツイッターでつぶやいて、それがどんな反応があるのか?考えて、またつぶやく。

そんな簡単なことを繰り返すだけでも、必ず変化があります。

そのシンプルな行為に、数をこなし、質を高めるということが含まれているからです。

シンプルに出来ることを『見える化』をしながら継続して行っていくことこそ誰かを巻き込みながら熱狂する方法方法なのです。

ではではまたー!

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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