先日パトリック・メッシーナ氏のレッスンを受けたときにオススメしてもらった教則本を購入しました。
クレプシュの416の発展的練習曲集です。
下の写真は1巻と2巻。
ぜんぶで4巻まであります。
こんな感じで4巻に分かれています。
これは1巻の最初のページなんですが、まずはCdur(ハ長調)から始まります。
繰り返し記号がある小節まで4回〜8回繰り返して、最後の小節を吹きます。
最初のページの1~12番がハ長調の練習曲です。
13番からはイ短調が始まってます。
クレプシュの416の発展的練習曲集の良いところ
この練習曲の良いと思ったところは下記の3つです。
①1つ1つの練習曲が短いので取り組みやすい
②強弱が細かく書いてあるので音楽の方向性が分かりやすい
③レジスターキィを挟んだ広い跳躍が書いてある練習曲もあり、楽器のコントロールが自然に必要になり良い練習になる
練習曲が長い=集中力もその分長時間必要ですし、なかなか練習時間がとれない人にとって少し負担に感じてしまうかもしれません。
でも、この練習曲じゃ1曲ずつの長さが短いので、気軽に取り組むことが出来ます。
また、苦手な調整があるならそれを重点にやっても良いですね。
クレプシュの416の発展的練習曲集をオススメしたい人
クレプシュの416の発展的練習曲集をオススメしたい人はこんな人です。
①基礎をしっかり固めたい人
②1曲の長さが短い練習曲集に取り組みたい人
③自分の苦手な音列パターンを知りたい人
この教則本を練習するなかで一番良いなぁ、と思ったのは③の自分の苦手な音列パターンが知れること。
意外と出来ない練習曲があったり、頭の中ではすごくなめらかに演奏出来てるんだけど、実際に演奏してみると上手く出来ない箇所がありました。
また、繰り返して冒頭に戻る際に強弱が違うので、ある程度楽譜がちゃんと読めてないと指示通りに演奏出来ないのです。
まぁそれでも小節の長さは割と短いので、短いのに課題がぎゅっと詰まっていてすごく取り組み甲斐があります。
まとめ
1巻は#と♭それぞれ2つまでの長調と短調が収録されています。
この教則本の1巻に関して言うと、書いてあることは物凄く難しいわけではありません。
なので、音階や初歩的な教則本もやっているのであれば1年くらいで吹ける内容です。
ただこれをどれくらいの精度でやるかというのが物凄く大切です。
どんな練習をしていても、どこまで突き詰めることが出来るかどうかで成長出来る度合いも変わってきますよ〜
わたしは1巻から買ってよかったなぁと思ったので、ある程度演奏歴が長い人もまずは1巻から買ってみてください。