表現する先にはいつも誰かがいるし、そこには喜びがある。

パリに住み始めてようやく1週間が経ちました。

もう、とりあえず自分を褒めたい!!

というか

慣れない新生活を送っているすべての人を褒めたい!

みんな頑張ってる!えらい!すごい!!すばらしい!

新しい環境に慣れないものの、穏やかに日々を過ごしています。

わたしは、パリに来て、感情の沸点が変わったなぁ。と感じています。

そのきっかけは、渡仏1週間前に患った腰痛。

それがもう、いい大人が痛い痛いと泣くほどツラかったんです。

日本を発つまでずっと鍼灸院に通いなんとか出国したこともあり、4月は自分の体に優しくすることを目標にしています。

でも、この経験があったおかげでわたしは穏やかでいられるのかもしれません。

動けないときのつらさやもどかしさがあったから

『その日絶対にやりたいことが出来たらいいじゃない』

と考えるようになりました。

腰が痛くなって動けなくなったおかげで、怒りや不安、不満の沸点がすごく高くなったように感じてます。

腰が痛いと、すぐに疲れるし、たくさん歩き回れないんですよね。

でも、家に一度引きこもってしまったら、誰とも会わず、何にも傷つけられず、フランス語を話せない自分の現状に触れることもない状況が心地よくなって出不精になってしまいそうだったので、1つだけ小さな決め事をつくることにしました。

1日2つの場所に、必ず行くこと。

観光スポットか、新しいレストランを開拓して、どこかのお店で買い物をする。

このことは、ちゃんと続けようと決めました。

目標を達成したら家に帰り、体を休める。

欲張らず、頑張りすぎず。

いまはそれくらいがちょうどいいような気がしています。

パリに住み始めてから、とにかくインプットすることばかりの毎日ですが、ブログでいろんな場所に行ったことをまとめることで、知らなかったことをよりインプット出来るように感じています。

ツイッターやインスタに写真をあげるのは、その場所の歴史とか色んなエピソードを知らなくても出来る。

でも、ブログを書こうと思ったら、ガイドブックを開いてみたり、ウェブで検索をしたり、+αの要素に触れることになるんですよね。

これが本当に有意義なことだなって感じてます。

知らない場所に足を運び、その場所のことを調べることで知らないことを知り、体験したことを表現する。

ブログを書くという行為は、演奏とはまた違った「表現」の場であることは確かで、わたしは楽器を吹いているのと同じくらい、このブログを書く行為を楽しんでいます。

表現の先にはいつも誰かがいるし、そこには喜びがある。

そんな風に思えることが、とても嬉しい。

これから、語学学校に通うことになるので、授業の予定は入ってしまうのだけど。。

予定を詰めることは全く考えてなくて、どうしてもしたいことを明確にして毎日ていねいに積み重ねていきたい行為にきちんと取り組むことが当面の目標です。

今のわたしがどうしてもやりたいことは、

1日2つの場所に、必ず行くこと。

そして毎日丁寧に積み重ねていきたい行為は

語学の勉強、楽器の練習、ブログを書くこと。

これからの時間の使い方をうまくしたいなとぼんやり考えています。

そう、ぼんやり。

あまり過剰にやらなきゃ!と思わなくていいかなって思ってるんです。

だって、どちらにしてもやるから。

ちゃんと、やるけど、心はほわっとしていたい。

さいきんはそんな心境なのです。

いまのわたしにはそれくらいの感じがちょうどいい。

周りの人がどうとか、じゃなくて、わたしはこう在りたいなと思いながら過ごしていきたいな。

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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