パパが2人や3人いるのが当たり前!?フランスの結婚・離婚の実態

パリに住み始めてもうすぐ1ヶ月。

いろんな人に助けてもらっているおかげで、むちゃくちゃ困ることもなく生活しています。

きょうは、今まであまり知らなかった『フランスの結婚&離婚の当たり前』を知って結構びっくりしたのでブログでシェアしたいと思います!

結婚を1回『しか』してないの?と言われる

私はまだ言われていませんが(そんな会話をするフランス人がいない)、こちらで働いて3年目になる方によると、こんな会話があったそう。

フランス人「結婚してる?」

日本人『うん、してるよ』

フランス人「何回?」

日本人「1回だよ」

フランス人「え、1回しかしてないの?」

日本だと、1回離婚しただけでも周りの人にいろいろ思われたり言われたりすることもあると思うんですが、フランスではそこを気にするのではなく、離婚経験がないところに驚くこともあるそう。

そして「結婚を1回しかしないのが普通=子どもの人数が少ない」ということにも驚かれるそう。

たしかに、何回も結婚してたら、子どもの数もかなり増えますもんね。

パパが2人か3人いるのは当たり前

フランス人の子どもたちが通う小学校に行っている知り合いのお子さんがいるんですが、フランスでは「お誕生日会」を結構頻繁にやるそうで、色んな友達のパーティーに行った際に送り迎えでパパが違う友達がふつうにいるそうです。

つまり、その子の友達たちはパパが2人か3人いるんです。

これは先に書いたように、離婚している人が多いから。

でも、離婚したあとも、お子さんと会える時間を大切にしておられる人が多いのは素敵だなって思いますね。

ママが2人いる場合もある

また、「ママが2人いる」というご家庭もあるそう。

レズビアンの親御さん、ということですね。

驚いた反面、色んな恋愛や結婚のかたちがあって、それぞれを尊重する社会なんだなぁ、と感じました。

まとめ

パリに住み始めて、色んなことを感じています。

ここで紹介したのは、フランスの結婚や離婚にまつわるエピソードのほんの一部だと思いますが、やっぱりフランス人が「普通」だと思っていることが日本では「普通」でなかったりするので、そういう違いがすごく興味深いなぁ、と感じました。

ちなみにフランス人の離婚率が高いのは、男女ともに働いている家庭が圧倒的に多いからだそう。

「主婦」は立派な職業の一つだと思いますが、フランスでは自分の職業を「主婦」と言うと、よっぽどのお金持ちで働かなくて良いか、働く能力がない人とみなされてしまうこともあるそうです。

また、夫婦共働きが当たり前なので、一般的に男性の給料が女性より高いということもないそう。

つまり、女性が経済力をちゃんと持っているので、女性が離婚したいと感じた時でもすぐに踏み切ることができるそうです。

これにもびっくり。

日本でも多くの女性が男性と同じくらいの経済力を持てば、結婚率や離婚率は変わるんでしょうね。

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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