パリでPhilippe Nadaudにジャズレッスンを受けて感じたこと

パリで知り合った日本人の方の紹介で、ジャズのライブを聴きに行ってきました。

フランスで活躍する日本人ミュージシャンのKanさん(Hidéhiko Kan)さんが出演されているライブで、エコールノルマル音楽院の隣にあるSalle cortotというホールで行われました。

ピアニスト兼コンポーザーのDENIS GANCELのカルテット+数名のゲストが入った編成。ピアノ、コントラバス、ドラム(Kanさん)、パーカッション、サックス/クラリネット、ボーカルによるライブ。

とてもゆっくりと鑑賞することができました。

演奏が終わったあと、サックスとクラリネットを吹いていたPhilippe Nadaudにジャズを習いたいということを伝えて、メッセージでやりとりすることになりました。

彼を紹介してくれたKanさんに感謝です。

パリのジャズミュージシャンのこと

どうやらパリのジャズミュージシャンはクラリネットもサックスも両方出来る人はとても少ないそうです。

また、ジャズは時代によって演奏スタイルが少し変わるのですが、すべてのスタイルを吹きこなすことが出来るクラリネット奏者も少ないんだとか。

ちなみに、ヨーロッパでジャズをやりたい人の多くは日本と同じようにアメリカに行く場合が多いようです。クラシックを学びに来ている日本人はむちゃくちゃ多いけど、ジャズを学んでいる日本人は本当に数えるほどしかいないということも聞きました。

初レッスン、受けてきました

その後、1週間ほどしてレッスンを受けることになりました。

今日はパリで初めてフランス人の先生にジャズレッスンを受けてきました。

知らない単語は沢山あったけど、色々課題が見つかって楽しかったです。

語学や音楽を学びたい!とフランス人の先生に伝えたときに『わたしと一緒に?^^』と返ってくるんですが、先生と生徒も一緒に学ぶって感じがすごく好きです。

なんかステキな考え方ですよね。

自分がレッスンするときもそういう考え方で望もうと思うようになりました。

以前『音大出たけどまだレッスンに行くんですか?』と聞かれたことがあるんですが、音大を出ても出来ないことや分からないことは沢山あるし、学びに終わりはありません。

あと純粋にフランスの人たちが音楽をどんなふうに感じて演奏してるのか知りたいし、もっとフランス語や英語が話せるようになって色んなことについて話したいなぁって思ってます。

レッスンは楽器店が沢山並んでいるrue de romeにあるfeeling musiqueでみていただきました。

何歳になってもレッスン前は緊張するし、レッスンが終わった後はホッとします。

いつまでも学び続けていきたいな。

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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