どうも、こんにちは。
京都府福知山市出身のクラリネット奏者、吉田佐和子です。
福知山はよく『あ、あの兵庫にある福知山?』って言われるんですけど、京都府です。
京都府の上の方にあるから、なぜか兵庫県と勘違いされる方が多いのですが。。。
ちがいます。
あとよく言われるのが『福知山脱線事故が起きたあの・・・』って言葉なんですが、事故が起きた現場は福知山駅から電車で1時間以上行った場所にある宝塚駅の付近です。
覚えておいてね!!!
そんな福知山には明智光秀が建てた福知山城があります。
2017年には、「続日本100名城」にも選定されました。
フランスのいろんなお城に行きましたが、福知山城ほど愛せる城はありませんね。。
お城好きのNMB48の山本彩さんも来られてました。
明智光秀は裏切り者とか言われることもありますけど、福知山ではヒーローなんです。
・・・というこの言葉は福知山城から徒歩5分の位置にあるヨシヤカメラの吉田さんの言葉なんですけど。
ヨシヤカメラ
京都府福知山市東長53
HP:http://yoshiya2557.wixsite.com/kamera-syashinn
TEL:0773-22-2557
吉田さん(わたしの右隣に写ってる方です)、むちゃくちゃ明智光秀を愛してていろんな資料をお持ちなんですよね。
明智光秀好きの人は『あの、わたし、明智光秀が好きなんですけど・・・』ってこのお店に入っていってみてください。
余裕で1時間は出てこれなくなります(笑)
明智光秀は福知山ではヒーローと言われるゆえんは、1579年に織田信長の名を受けた明智光秀が城下町の整備をおこない、まちの発展に貢献したことにあります。
福知山は昔からひどい洪水被害になやまされてきたんですね。(最近もまだ悩まされている地域があるんですが)
↑これは、昭和28年の大洪水で屋根の上で一晩過ごす人々の写真です。
福知山の市街地には由良川という大きな川が流れているんですが、その川が氾濫しまくっていたわけです。
それもそのはず。
昔の川の位置は市街地の中にまで川が入り込んでくるような流れになっていたんです。
それを明智光秀は川の流れを変え、まちを洪水被害から守ろうとしてくれたのです。
由良川の流れを変え水運を発展させ、福知山を治めたヒーローなのです。
ちなみに川の流れを少しでもゆるめるために竹やぶもつくっていて、これは明智藪(あけちやぶ)と呼ばれています。
そして、そんな明智光秀を大好きなオーナー、中学校の同級生でもある植村くんが開いた『明智茶屋』というお店が福知山にあります。
テレビにもバンバン取り上げられています。
この動画のなかで『福知山に光秀にまつわる名産品がなかったのでつくった』とありますが、確かに明智光秀は福知山市民にとってヒーローだったとはいえ、世間の目が気になるのか?光秀愛が溢れる事業者の方がおられなかったのか?今まで本当に明智光秀関連のお土産ってなかったんですよね。
最近はスイーツの他にもこんなマッチもあります。
このマッチはイラスト作家の滝町昌寛さんの作品です。詳しくはこちら。
福知山の名所や明智光秀などの武将を描いたオリジナルマッチがお土産にオススメ!
実際に、明智茶屋には全国から明智光秀ファン、戦国ファン、歴史好きの人々が訪れています。
ちなみに明智茶屋の焼き菓子は通販もしてますのでぜひ。
そして、明智光秀はとても愛妻家だったそうなんです。
最近だとこんな新聞記事も出てましたが、光秀は悪い人じゃないんです。
そう。だから知れば知るほど光秀が好きになるわけです…
おそろしい..!!
さいごに
昨年の4月からパリに住んでいますが、渡仏前につくった福知山の魅力を発信するウェブメディア『ふくてぃーやま』はパリにいながらも更新しつづけています。
福知山の魅力発信WEBマガジン『ふくてぃーやま』
http://fukutyama.com/
わたしは大学進学まで福知山で育ち、大学を卒業し結婚してからも演奏活動をするなかで東京、大阪、福知山の3拠点で生活していました。
大阪の音大に進学するまでなかなか気づけなかったんですが、盆地だからどこを見渡しても山の緑が見れる喜びとか、便利なお店は揃ってるけど田舎なところもあってそのバランスが良いところとか、自分なりに福知山の魅力にたくさん気づいたんです。
そして福知山が好きやー福知山が好きやーとSNSで発信し続けていたら、福知山でコンサートを開催すると東京、埼玉、横浜、岐阜、三重、大阪、鳥取、和歌山などなど、もうほんとうに色んな地方からお客さんが来てくれるようになりました。
私の音楽がきっかけで、好きなまちにみなさんが来てくれるのはほんとうに嬉しい。
昨日もパリで『なんで佐和子さんはそんなに福知山が好きなの?』と聞かれました。
わたしも何でこんなに好きなのか分かりません。
気づいたら、すごく、愛していたというか。
でも、好きになるのに理由っていらなくないですか?
なんか、相手のことを色々知っていって、そのうちなぜか気になってきて、さらに色々知っていくうちに気づいたら愛していた、そんな感じなんじゃないですかね。
なので、福知山のことも、明智光秀のことも、まずは知ることからなのかなぁと思います。
明智光秀の子孫の方が書かれた本や
明智光秀がなぜ悪者と呼ばれてしまっているのかを語った本で知識を深めましょう。
福知山市の発行している資料(写真中央)も良いです。
明智茶屋にもたくさん明智光秀に関する書籍がおいてあるので、ぜひチェックしてみてください!
わたしは明智光秀らぶ!をこれからも叫んで行こうと思います。
ではではまた。