ふくてぃーやま過去最高アクセスから学ぶこと

月末になると、いろいろ思うことがあります。

わたしは、このブログと福知山の魅力発信WEBマガジン『ふくてぃーやま』を運営しているので、アクセス数は必ず見ます。

今月はどうだったのか、数字で振り返るわけです。

数字というのはとても正直で、自分がやったことに対して評価をくれるのですが、今月も色々と思うことがあったので文章として記録しておきたいと思います。

ふくてぃーやま、過去最高アクセス

今月は、おかげさまで過去最高のアクセス数でした。

ここのところ毎月アクセスが伸びてるんですが、やっぱり一度来てくれた人が1記事だけではなく、2記事、3記事と読んでくれてる=訪問者が興味のある記事のストックが増えたという実感があります。

ふくてぃーやまは福知山に住んでいる人と住んでいない人を繋ぎたいと思って始めたサイトで、どちらかというと福知山のことを全く知らない人に向けて発信
しています。

ただ、わたしの個人的な願いは福知山に観光で訪れる人が増え、さらに移住してくれる人が増えることです。

そのためにはまだまだ掲載したい情報があります。

また、ふくてぃーやまをやっていなければ知ることが出来なかったことも沢山あります。

今月はアーティスト・イン・レジデンスという言葉を知り、薪ストーブの燃焼方式についても学びました。

これはクラリネット奏者として音楽活動をしているだけでは出会えなかったんじゃないかなぁと思うし、新しい知識が増える度に、そこに関わっておられる人の暮らしをとても身近に感じることが出来るように感じています。

記事を書く度に『福知山にはこんないいところがあるんやなぁ〜』と嬉しい気持ちになるんですが、福知山には何もないとか福知山はいいところがないとか思っている人ほど、まちのことを知らないのでは?と思います。

知れば知るほど、面白いなぁ、と思うことが出てくるんですよね。

行政との差別化

福知山市が最近FBページやインスタグラムを始めています。

最近ようやく外へ向けての発信に力を入れ始めた印象があります。

行政だから出来ること、書けること、発信できる内容があるので、それを見ながらふくてぃーやまではまた違った内容を届けたいと考えています。

特に、FaceBookやインスタグラムなどのプラットフォームはいつなくなるか分かりません。

50年後も、FaceBookはあるでしょうか?

もちろんふくてぃーやまもFBページやインスタグラムはありますが、それらはあくまできっかけであり、最終的にはサイトに誘導するためです。

今月は福知山市の発表した『いがいと!福知山』というシティプロモーションのブランドメッセージをテーマに編集部メンバーが考える「いがいと」な部分を紹介しましたが、行政が行なっていることを少し分かりやすい言葉にほぐしたり、市民目線で考えてみることを促す記事もあって良いな、と思いました。

編集部メンバーで福知山の『いがいな』とこってどんなとこか考えてみた!

それはやっぱり行政の動きに無頓着な市民でありたくないと思うからです。特に、若い人は政治にあまり興味がない人もいますが、政治の動きを知り、自分の考えを持つことって大事ですからね。

これからのふくてぃーやま

執筆メンバーの生活環境の変化などもあり、たくさんの記事が量産できるわけではないので、これからも記事の量が爆発的に増えるわけではないのですが、わたしたちが書きたい!と思ったものを、これからも丁寧に伝えていきたいです。

福知山にある新聞社(両丹日日新聞社、京都新聞、読売新聞など)やラサンカ(住民参加型の情報誌)は、毎月しっかりとしたお給料をもらって働く人がいますが、ふくてぃーやまはそれらの媒体のように頻繁に記事を掲載できる媒体ではありません。

わたしがパリにいるあと2年間は少なくともこの状態のまま進むので、大量に記事を書いてたくさんのアクセスを集めて収益を上げる…ということは難しいと考えています。

このような状況であることもあり、ふくてぃーやまをただ「ニュースを掲載する場所」と思っている方とは気持ち良くお付き合い出来ないかな、とも感じています。

パリに来て、もうすぐ1年が経ちますが、パリにいながらわたしが福知山の魅力発信WEBマガジンの編集長を続けられるのは、編集部メンバーと、福知山で出会ったあったかい人たちのおかげです。

ふくてぃーやまの記事たちは、人との繋がりの中で生まれています。

だからこそ、情報を載せて欲しい人と、書き手側のコミュニケーションがすごく大事だとも感じています。

ふくてぃーやまの成長から考えるサイト運営

ちなみに、このブログのアクセス数は最近大きく変わってないのだけど、ふくてぃーやまの数字がどんどん伸びてきたのを見て、目先の数字や成果に囚われず、淡々と1年やり続けよう、と改めて思いました。

海外にいる時間が長く、日本にいたときと同じような働き方が出来ない今、このサイトからの収入は、少なくとも心の支えにもなっています。

一度アドセンスを消して、すっきりして、わたしが目指すアーティスト像に近づけたような気がしたけれど、まだまだ弱いわたしの心は持たなかった。

情けないけど、それくらい、毎月の収入が減るというのはなかなか辛く感じるものがあったのです。

サイトのデザインをこの1年間で色々と変えて来ましたが、ちょっとサイト内の導線が弱いので、そこはもう少し強化していきたいと思います。

まとめ

感じたことをつらつらと書いてみましたが、4月もまた色んなスポットやイベントの記事が出ます。

ふくてぃーやまは、記事を英語に翻訳する作業も密かに進めていて、将来的には英語と中国語でのサイトを用意したいと考えています。

パリにいる間にフランス語と英語をもっと頑張って、福知山の魅力をPRできるようになりたいし、完全帰国したら中国語を習いたいなと。

ヨーロッパに住む人たちは多言語が話せる人も多いし、国境を超えて福知山の魅力を発信できるようになりたいです。

もちろん、音楽もやりますよ。笑

ではではまた。

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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