パリに音楽留学をされたみなさん、パリへようこそ!
この記事では、パリ生活を初めて送る人にぜひ知っておいてほしい場所と便利なアプリを紹介します。
最初はなかなか生活に慣れるのも大変だと思いますが、ちょっとした情報があると選択肢も広がるのでぜひ参考にしてくださいね。
1.日本食品を買えるお店
パリに来てしばらくはフランス料理を食べようと頑張っていたのですが、やっぱり恋しくなるのが日本食!パリで買うとやっぱり日本で買うよりも高いのですが、日本食が恋しくなったら下記のお店に行きましょう。
京子食品(オペラ地区)
46 Rue des Petits Champs, 75002 Paris
Kマート(オペラ地区)
4-8 Rue Sainte-Anne, 75001 Paris
Kマート(15区)
オペラ地区のKマートよりも大きく、豚こま切れ肉や牛こま切れ肉も売っています。
9-11 Rue Robert de Flers, 75015 Paris
また、日本にも上陸したフランス発の冷凍食品の会社『picard(ピカール)』は安くて美味しいものが結構揃っているので、1人暮らしを始めたばかりの音楽留学生さんにもおすすめです☺️
2.楽譜を買えるお店
音楽生活を送る上で楽譜は必ず必要になってきますよね。
パリ地方音楽院の近くにあるローム通りにある2つのお店を紹介します。
中古楽譜を買うならこのお店
Arioso
45 Rue de Rome, 75008 Paris
新しい楽譜を買うならこのお店
LA FLUTE DE PAN
49 Rue de Rome, 75008 Paris
こちらの記事でそれぞれのお店の詳細をご覧いただけます。
3.管楽器の修理をしてくれるお店
管楽器の調子に不安が出てきたら、パリの楽器屋さんに修理をお願いしてみましょう。
Cyrille Mercadier Clarinets
真面目で真摯に対応してくださるシリルさんのお店。パリ地方音楽院の近く、楽器店が並ぶローム通りにあります。
46 Rue de Moscou, 75008 Paris
クランポンのショールーム
わたしは楽器を持っていったことはないのですが、クランポンユーザーの人が行っていると聞いたことがあります。詳しくは一度問い合わせてみてください。
4.リードを買えるお店
サックスやクラリネットの人はリードを買う必要がありますよね。
バンドレンはフランスの会社なので、リードはフランスの方が安いものだと思っていたのですが、日本より少し高いところが多いです。
(下記に紹介しているWoodbrassは少し安いという情報も入手したのですが、わたしが行ったときはあまりそんな風には感じませんでした)
日本で買うとポイントがついたり割引きがあるため、わたしは普段日本でまとめ買いしたリードを使っています。
バンドレン本社
モンマルトルの近くにあるバンドレン本社では、リードをはじめバンドレンの製品を買うことが出来ます。
バンドレン本社の雰囲気などはこちらの記事にまとめています。
バンドレン本店
56 rue Lepic 75018 Paris
Woodbrass
パリ国立高等音楽院(CNSM)近くにある楽器店です。楽譜やリードを購入することが出来ます。
184 Avenue Jean Jaurès, 75019 Paris
Feeling Musique
パリ地方音楽院の近く、楽器店が並ぶローム通りにあります。
61 Rue de Rome, 75008 Paris
5.乗り換え検索に便利なアプリ
パリ生活を始めるにあたり、入れておくと便利なアプリを選んでみました。
ぜひ参考にしてみてください。
Google map
わたしが普段一番頻繁に使っているアプリです。運行情報なども割としっかりと反映されます。
Citymapper
基本的にはGoogle mapと同じように目的地までの経路を調べることが出来ます。
たとえば電車に乗るときに『何番目の車両に乗れば、目的地に近い出口に近くなるのか』というのも表示してくれるので、効率よく移動したい人には必須のアプリ。
SNCF
目的地までの行き方を調べるときにイマイチ良い経路が出てこないときは、このアプリを使ってみてください。
RATP
このアプリで乗り換えを調べることも出来るのですが、わたしはいつもバスが来る時間を調べるために使っています。
例えばバス停のところをタップすると、何分後にバスが来るかを教えてくれるので便利!
おまけ:クレジットカードと連携させて便利に利用できる配車アプリUber
体調が悪いときや、タクシーを利用したい!と思ったときに便利なのが『Uber』です。
アプリを使って簡単に車を呼んで目的地まで連れて行ってもらうことができます。
クレジットカードを登録するので支払いでのトラブルもないですし、とっても楽ちん。入れておいて損はないアプリです。
起動時にこちらの紹介クーポンコード『ykq9tx』を入れてもらうと、5ユーロの乗車料金があなたにプレゼントされます。
6.フランス語学習について
パリに住み始めた人は最初語学学校に通う人も多いです。
わたしは現在フランス語は週に1.2回家庭教師の先生のレッスンを受けて、オンラインでも『アンサンブルアンフランセ』のレッスンを受けています。
もちろん独学で勉強しながら生活している人もいますし、あなたに合った学習方法を探してみてくださいね。
語学学校について
わたしはパリに住み始めた頃にオペラ地区にある語学学校『AAA』に3ヶ月間通っていました。
日本人も多く、最初に行くなら通いやすい場所だと思います。
他にもフランスラングパリに通っている知人がいて、良い学校だと教えてくれました。
住んでいる場所から行きやすい場所で良い学校が見つかるといいですよね。
体験授業を受けさせてくれる学校も多いので、HPを見たり問い合わせをしてみてくださいね。
アンサンブルアンフランセ
わたしがずーっと利用しているオンラインフランス語学校の『アンサンブルアンフランセ』は質の良い先生がたくさん在籍しておられます。
日本人の先生とフランス人の先生がおられて、フランス人の先生でも日本語が分かる先生が多いので、安心して受講出来ますよ。
無料で1回のレッスンを受講することが出来、紹介欄に『吉田佐和子』と書いていただくと、入会金が無料になります。
フロンティア
25分386円からというかなりの安価でフランス語のオンラインレッスンを受けることが出来ます。
無料レッスンを受講したことがあり、正直先生の質はばらつきがあると感じたのですが、自分と相性の良い先生が見つけられたらとても安くで勉強が出来るのはとっても魅力的なはず!
無料で2回のレッスンを受講することができます。
▶︎フロンティアHP
フランス語辞書アプリならプチロワ4
日常会話で使われるフランス語はこのアプリがあればほぼ全て検索することが出来ます。
このアプリの一番気に入っているところはオフラインでも使えるところ。
パリでは建物の中に入ると電波が繋がりにくい場所も多いので、そういう場所でも気軽に使えるのはとても助かります。
読み上げ機能つき単語帳アプリ
語学勉強をしていると分からない言葉も増えていますよね。
分からない単語を効率よく覚えるために、わたしはこのアプリを使って管理しています。
▶︎ios版をダウンロード
▶︎Android版をダウンロード
こんな感じで使えます。
単語を覚えるときに便利なアプリを教えてもらった..!音声で読み上げてくれるのはむちゃくちゃ助かるし、単語だけじゃなくて、文章も登録できるのが嬉しい🥺✨14言語の読み上げに対応してるそう☺️🌸 pic.twitter.com/vOl5aCiWsJ
— 吉田 佐和子 Sawako Yoshida (@sawaclarinet) September 4, 2019
パリでフランス語の教科書を買うならGIBERT JEUNE
フランス語の本をパリで買いたいときは、シテ島近くのGIBERT JEUNEへ行きましょう。
ここに行けば必ず欲しいものは見つかるはず。
英語学習も頑張りたい!
パリで生活しているとフランス語と英語を使う機会があることに気付く人も多いでしょう。
もし英語の会話力を鍛えたいなら、オンライン英会話のDMM英会話がおすすめです。
わたしはDMM英会話やネイティブキャンプなどいくつかオンライン英会話を試してきましたが、DMM英会話はオンライン英会話初心者という人でも気軽に続けられる仕組みが整っています。
無料で体験レッスンを2回受けることが出来るのですが、わたしの紹介コード『283854275』を入力していただくと、入会後3回分のレッスンチケットが無料でゲット出来ます。
7.リーズナブルにお花が買いたい!
お花がお家にあると気分が華やかになると感じる人は多いのではないでしょうか。
パリにはたくさんのお花屋さんがありますが、モンパルナスのお花屋さん『Georges François』は日本人のスタッフの方も何人かおられて、リーズナブルな価格なのでおすすめです。
最近こんなブーケを作ってもらいました。
Georges François
36-38 Rue Delambre, 75014 Paris
8.黄色いベストのデモについて
黄色いベストのデモについて心配している人もいるかもしれませんが、以前起こったシャンゼリゼでの暴動は、デモに便乗して暴力行為をはたらきたいと思った人によるものなので、基本的には平和に行進している人がほとんどです。
日本ではデモに参加したことがない人も多いと思うし、シャンゼリゼでの暴動が大々的に報道されていたこともあって心配している人もいるかもしれませんね。
ただ、例えば渋谷の交差点でデモがあったとしても、渋谷全域が危険かというとそうじゃないじゃないですよね?
デモをやってる場所に近づかなければ大丈夫なので、安心してくださいね。
日本の外務省のHPからからメールアドレスを登録すれば、もしデモなどにより近づかない地域がある場合は日本大使館からメールがくるようになります。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/
メールが来る頻度は月によって違いますが、基本的には2.3回くらいです。
最近はもう『土曜日=デモ』という意識もすっかりなくなってきたくらい、パリにずっと住んでいると気にならなくなっていますので、心配しすぎないでくださいね。
9.焦らずに、自分のペースで生活に慣れよう
ここまでいろんなことを紹介してきましたが、海外での生活は予想もしていなかったことがたくさん起こります。
フランス語が分からなくて困ったり、思い描いていたような生活が出来ないときもあるかもしれません。
でも、どんなときでも焦らずに『自分のペース』を大切にしながら、生活に慣れていきましょう。
また、もし日本人の知り合いの人がいたらお友達になることをおすすめします。
よく『日本人同士でつるんでると全然フランス語が話せない』とか聞くことがあると思うんですが、学校へ行っている間など日常生活を送っているあいだはずーっとフランス語に接していることになります。
これって結構耳も神経も疲れるんですよね。
なので、息抜きしたいときくらい日本語で話していんじゃないでしょうか。
また、音楽院の情報などは日本語で情報をやりとりできた方が、より正確な情報を掴めるときもあります。
わたしは日本人の友達をつくることも大切にしてほしいなと思います。
ちなみにわたしは最初こそ知っている人は全然いなかったのですが、最近はTwitterやインスタで相互フォローしているパリに住んでいる音楽家さんとちょこちょこ会っています。
やっぱり日本語で話せる時間があると気分もリフレッシュ出来るんですよね。
さいごに
わたしがパリに住み始めた当初は分からないことも多くて大変だったんですが、情報があれば行動が変わることってたくさんあります。
ここで紹介した内容はごく一部ではありますが、ぜひみなさんの新しいパリ生活の支えになれたらうれしいです。
2023年7月より、フランス音楽留学サポートサービスを開始しました!
フランスでの豊かな音楽体験に感動し、音楽留学を目指す皆さんのサポートをしたい!という想いで、Music Discoveryというサービスを立ち上げました。
Music Discovery公式サイト
https://music-discovery.net/
アマチュアの方から、国立高等音楽院を目指す方まで、幅広いニーズに対応しています。
ぜひご興味のある方は一度サイトをご覧ください。