【移転準備中で展示少なめ】オスロのムンク美術館

デンマークのコペンハーゲンを訪れた際に、ムンク美術館へ行ってきました。


残念ながら、わたしが訪れたときは2020年の1月中旬でちょうど移転期間中だったこともあり、残念ながら一番見たかった『叫び』は見れず・・

また、作品数もとても少なかったのですが、それでもムンクの作品は見ていると色々と伝わってくるものがあり、とても良い思い出になりました。

まず、入り口の側にはムンクが絵を書く際に使用していたものがたくさん。


こういうのを見るとテンションが上がります。


個人的に印象に残った作品はこちら。


『Starry Night』という作品だそう。

ゴッホの描いた夜の作品を思い出したこともあって、しばらくずっと見ていました。

ローヌ川の星月夜

ちなみにローヌ川はアルルにあって、実際に行ったのですが、こんな感じでした。


こうして考えると、パリに来る前と今を比べると、絵画の見方も少しずつ変わってきたように思います。

いろんな作品を見たことで、比較が出来るようになったんですよね。

こちらの作品もゴッホの糸杉を思い出しました。


こちらはゴッホの『糸杉』


この作品は、ゴッホとゴーギャンの共同生活がゴッホの耳切事件によって終わりを迎え、入院した直後に描かれた作品です。

糸杉は日本で言うと菊の花のような、お墓のそばにあるような木だそうで、ゴッホの心情が伝わってくる作品です。

次に、こちらの作品は見た瞬間に『あ、これアダムとイブみたいだなぁ』と思ったんですが、タイトルを見るとまさに「アダムとイブ」と書いてあり、びっくりしました。


西洋絵画はキリスト教を知ると面白く見れるという本を読んだことがあり、とても興味深い内容ばかりだったんですが、以前ならこういう絵を見てもパッと思い浮かばなかっただろうなぁと感じました。

こちらの本、おすすめです。

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他にもこんな作品がありました。


わたしが訪れた日に飾ってあった作品の中で一番有名な作品だったのは、おそらくこちら。


『マドンナ』という誘惑的なポーズで描かれた美しい女性と少し不気味な背景が描かれた作品です。

ムンクにとって女性は憧れと同時に恐怖の対象でもあったそうです。

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さいごに

サクッと展示を見終わったあとは、美術館の中にあるカフェで休憩をしました。

コペンハーゲンは美味しいコーヒーが飲める場所がたくさんあったのが嬉しかったです。

パリに住んでいると『カフェ文化』は根付いているとは思うのですが、本当に美味しいコーヒーを飲もうと思ったらコーヒーにこだわっている場所にいかなければなりません。

そう思うと、ある程度高いレベルでコーヒーにこだわりを持っているお店がたくさんある日本はやっぱりすごいなぁと思うんですよね。

『何でもこだわる日本人』

これも海外へ出て気付いた日本人のすごいところでもあります。

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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