2018年夏のバカンスはイタリアで過ごしています。
ヨーロッパの人たちはバカンスを本当に大切にしていて、パリで暮らしていてもバカンスの前は『どこにバカンスへ行くの?』という話題で、バカンスの後は『バカンスはどこへ行ってきたの?』という話題で間がもちます。
みんな本当にバカンスが好きなんですよね。
わたしはイタリアに来るのは初めて。
まずはフィレンツェで2日間過ごしました。
1.メディツィ家礼拝堂
メディツィ家礼拝堂は、フィレンツェを統制したメディツィ家の人々のお墓と天井の高い礼拝堂がある場所。
また、ミケランジェロがつくった彫刻の数々もありました。
印象に残ったのは君主の礼拝堂と呼ばれる部屋の天井画。描いたのはPietro Benbenutiだそう。
この礼拝堂は現在改修工事をしている場所もありました。
2.ウフィツィ美術館
ここで一番印象に残ったのはルネサンス期の画家・サンドロ・ボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』と『春』です。
どちらもとても有名な作品ですよね。
また、14世紀にイタリアで始まったルネサンス期にフィレンツェを支配し、反映していたメディチ家がコレクションしてきた多くの作品を見ることが出来ました。
この長い回廊や天井に描かれた絵も素敵でした。
3.アカデミア美術館
アカデミア美術館は世界でも有名な美術館の1つ。 ここには誰もが知っているミケランジェロの代表作、ダヴィデ像があります。
ダヴィデ像は4mもあるので、かなり大きくてびっくり。
4.大聖堂ドウォーモ、礼拝堂
ドゥオーモとは、大聖堂という意味だそう。
ルネサンス建築を代表する建物でもあるこの大聖堂は、140年もの年月をかけて建築されたそう。
中に入ると、天井には『最後の審判』が描かれています。
ちなみに、事前に予約すると大聖堂の上にのぼることができます。
463段の階段を登らないといけないので結構息切れして大変だったんですが、見てくださいこの景色、、!
お天気もすごく良くてすごく感動しました。 ヨーロッパの街は本当に美しい。。
また、すぐ近くにある礼拝堂の中も圧巻のうつくしさでした。 フィレンツェでは天井画に圧倒されました。
5.ドゥオーモ付属博物館
大聖堂ドゥオーモのすぐ近くにある博物館には、保存の関係でドゥオーモには飾っておけないものが展示されていました。
なんだか建築がすごく考えられているなぁ、と思ったら2015年にリニューアルオープンしたそう。
昔の木材が使われている箇所がたくさんあって、こういう古い時代と現代のコラボレーションが大好きなわたしはテンションが上がりました。
個人的に見たかったドナテッロの『マグダラのマリア』を見れてよかった。
すぐそばにはミケランジェロの『ピエタ』もありました。
ピエタとは、イタリア語で哀れみや慈悲という意味があり、死んで十字架から降ろされたキリストを抱く聖母マリアの彫刻や絵の事を指すそうです。
6.ベッキオ宮殿
中に少し入っただけだったんですが、天井画がすごく可愛かった、、!
7.ベッキオ橋
フィレンツェに来たら是非行っておきたい場所! この橋にはたくさんの宝石店が軒を連ねています。
↑この写真、ちょっと日本の観光地にもありそうな光景じゃないですか? こういう日本にもある光景を見かけると無性に日本が恋しくなります。
わたしは本当に日本が大好きなんだなぁって思うし、だいたいどこに行っても観光者としてどう楽しめるか?街として観光者に対してどんなことをしているのか?というところに興味がいくんですよね。。
それはふるさとの福知山にもっと観光客を呼びたいから、ということもあるんですが、どこに行ってもプロデュース的な視点で見てしまいます。
8.フィレンツェ中央市場
日曜日に訪れたので市場は閉まっていましたが、2階にあるフードコート的なスペースは空いていました。
レストランに入ってしっかりと食事をするよりも、こういう場所でカジュアルにいろんな食べ物を味わいたい人におすすめの場所です。
9.新市場
歩いているとたまたま見つけた新市場は、レザー製品がたくさん販売されています。
ここには触ると『幸福になるといわれている子豚』といわれるイノシシがあり、しっかり触って来ました。
豚なのかイノシシなのかどっちやねん!という感じですが..
10.ミケランジェロ広場
ミケランジェロのつくったダヴィデ像のレプリカがあることから『ミケランジェロ広場』と呼ばれるこの場所。
夕方に行ったのですが、フィレンツェの街を一望できる素敵な場所でした。
夜景もとてもきれいでした。
やっぱり景色がいい場所っていいですね!
『こういう高台から街を眺められる場所って福知山にもあるかな、、?福知山城?からすが岳??』と考えていたわたし。。笑
11.フィレンツェで食べたごはん
イタリアといえばパスタ!ということで2日間で2回も食べてしまいました。
量は日本より少し多いかな?というくらい。 でも大盛りよりは多くないと思います。
フィレンツェでは歩き回って結構体力を消耗していたので、これくらいの量がちょうどいい気がしました。(男性は少し足りないかも?)
でもピザはやっぱりヨーロッパで頼むと大きく感じますね。
この写真の右上に写っている小さいドリンクはリモンチェッロといってイタリアの家庭的な食後酒なんですが、わたし間違って頼んじゃったのです。。
注文するときに『これアルコールだけど大丈夫?』って2回も聞かれるわけですね。
むっちゃおいしいんですが、アルコール度数が30あるので、ぐいぐい飲める感じじゃないんです。
パリに住んでからバーにも全然行ってないので、こういうお酒は久しぶり。 おいしかったのでもちろん全部飲みましたけど、1杯目に頼むものじゃないですね..苦笑
また、この地方の名物料理を食べようとTrattria GiardinoというレストランでTボーンステーキを注文しました。
この大量のじゃがいももついてきます。
これがかなり量が多くて、あとから来たイタリア人の人たちはこれだけを注文していたんですが、それが正解です。
わたしは前菜に生ハムメロンを堪能したのですが、せっかくのおいしいお肉が全然入りませんでした。。
12.フィレンツェで泊まったホテル
フィレンツェはコンパクトに名所が集まっているので、徒歩でいろんな場所に行くことができます。
わたしは駅前のこちらのホテルに宿泊していました。
ヨーロッパの旅でいつも使っているのはBooking.comというサイト。
割引特典がついてるときも多いし、過去に泊まった人の評価も見れるので便利です。
いろんな名所に行くにもアクセスがいいし、ホテルの近くには24時間営業のマクドナルドや、パリでもお馴染みのスーパー・カルフールがありました。
さいごに
わたしがフィレンツェに滞在したのは2日間でしたが、3日あれば有名スポットがかなり回れるような気がしました。
コンパクトなスペースに写真に残したくなるスポットや歴史的な場所が多くのこっていました。
また、レストランや美術館では英語を使っていました。
食べたものがおいしかったときや店員さんに親切にしてもらったときなど、もっと気持ちを伝えたい!と思うこともたくさんあって。。
やっぱり多くの国に行っても使える英語をもっと頑張るのはいいことしかない!って思えたので、もっと英会話を頑張っていこうと思います。
ちなみにわたしはDMM英会話を使ってレッスンを受けています。
飽き性のわたしも続いているのでオススメのサービスなので、英語を上達させたい人におすすめです。