日本に帰国して、1週間経って

帰国してようやく1週間が経ちました。

この1週間はずっと家で過ごしているのですが、実家での暮らしは本当に快適で、特にストレスは溜まっていません。

晴れやかなお天気が続いているおかげかもしれないけれど、パリに住んでいたときはさすがに2日家に閉じこもっていると限界がくる感じがしたのに今は全くそう感じないので、わたしはやっぱり日本へ帰ってきて良かったと思うのです。

欲しいものはネット買えばちゃんと届けてくれるし、湯船に心おきなく浸かれるのも幸せだなぁ、と思う。パリから帰ってきたばかりの今は何を食べてもおいしく感じたりして、ただただ日本で生活できる喜びを感じています。

ただ、残念なことに4月のお仕事やコンサートの予定はきれいに消えていきました。

予想はしていたけれど、何十万単位で収入が消えていくのはわたしのようにフリーランスの音楽家にとって、とても大きなことです。

ただ、不安な気持ちに心をむしばまれて何も動けないような状態にはなりたくないので、ひとまず様々なことが元どおりになる月を『8月』と仮定して動いていくことにしました。

8月にどういう状況になっているかは分からないし、もしかしたら7月には以前のように気兼ねなくコンサートが開催できるようになっているかもしれないけど、とりあえず仮のスケジュールを立てることで、現在からその日までの距離もわかりますよね。

次に、今だからこそ出来ることは何だろう?と考えてみました。

楽器を練習したり来るべきときに向けて企画をすすめていくのはもちろんですが、

何かを創り出したり、元どおりの生活が戻ってきたときに活かせるようなことはしていきたいなと思って、次のようなことを上げてみました。

・余計な出費をおさえる
・ブログ、動画を更新する
・語学学習をしっかり継続する
・今だからこそ勉強したいことに時間を使う

日本は自然災害がよく起こる国です。

生きている間にあと何度か今回と同じように数ヶ月仕事がなくなり、収入もなくなるときが出てくるはずなのです。

そう思うと、次に仕事がない期間があったときはどう過ごすのか?
またやってくるであろうそのときに、ただ単に『収入なくなった!困る!』と思わないようにするためにはどうすればいいのでか?

こんな風に今からいろいろと考えて行動を始める方が個人的にはすごく心が落ち着きます。

ちなみに、この1週間は実家の部屋の整理整頓をしていました。

楽譜やCD、音楽に関する資料や機材などはなかなか捨てられませんが、本当に手元に残しておきたいものだけ残して楽譜はデータ化をしたりしています。

たくさんものがあっても幸せになれるわけじゃないし、買ったときと今の価値観は絶対変わってる。

見るだけで嬉しい気持ちになるようなものだけに囲まれて暮らしたいなぁ。

実家にあったリラックマのマグカップに癒されながら作業しています。

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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