福知山にホールを創る

福知山市厚生会館の現状

今日は大滝工務店の皆さんと福知山市厚生会館を見学しました。

1962年11月開館した厚生会館。2001年11月には大規模な改修リニューアルがされ、その際にはスタインウェイD-274(フルコンサートピアノ)が導入され、数々の有名ピアニストがここで演奏してきました。

こちらの写真を見られると一見きれいに見えるかもしれませんが…


やはり開館から58年も経つこともあり、製造中止になった照明が使われていて交換が出来なくなっていたり、壁に亀裂が入ったりと老朽化が進んできているようです。

また、雨漏りしている舞台裏や控え室には、逆さにされた傘が置いてありました。

もし公演があった際に雨が降れば、確実に雨漏りするそうです。

ここに、以前わたしが2016年6月に大ホールを使用した際に撮影した映像があります。

このコンサートを開催したときには控室も普通に使っていましたし、わたし自身コンサートの準備でバタバタしていたこともありますが、現在のような状況ではなかったと記憶しています。

そして、2016年12月に、予定されていた厚生会館改修工事が見直しされるというニュースが発表されました。

工事が見直しとなった理由は、およそ3億円の回収費用不足。

改修工事は当初予算として確保してあった6億円の資金を使って行われる予定だったのですが、調査の結果、財源が不足していることが分かったのです。

結局3100万円をつかって、改修にかかる調査と設計のみ終えた形となってしまいました。

今回久しぶりに厚生会館へ足を運んでみて、想像以上に老朽化してしまったホールの姿を見て、正直大変ショックを受けました。

いつもは写真もこだわって撮ってるんですが、シャッターを切るのがはばかられるときが多く、撮った写真をろくに確認する間もとらず、ただただお話を聞いていました。

今回記事の中で紹介した写真を福知山に住んでいる人に見せると、驚かれる人が多かったんですが、やっぱり自分たちが住むまちのことでも知らないことって多いですよね。

イベントやコンサートにお越しいただいたお客さまからは老朽化した舞台裏は見えないわけですが、実際に今回ご紹介したような写真を見れば、厚生会館は本当に改修工事が必要な状態なんだと多くの人が理解できるはずです。

現市長も2期目となり、厚生会館の改修は公約にも含まれていましたが、少しでもよりよい形で厚生会館リニューアルの話が進んでいくことを心から望んでいます。

福知山の文化発展に寄与できるよう、わたしに何ができるのか?

このプロジェクトを通して探していきます。

ABOUT ME
吉田佐和子
吉田佐和子
京都府福知山市出身のクラリネット奏者。作曲家。プロデューサー。パリでの3年間の生活を終え、福知山・大阪・東京を拠点に活動中。オリジナルアルバム収録曲はiTunes・Spotify・YouTubeでお聴きいただけます。ブログではクラリネットのことや日々の様子を綴っています。
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