ダンケルクで映画『ダンケルク』を見てきました。

初めて訪れたダンケルクの街は、とても美しい海が印象的でした。

映画で見たよりもずっと広い砂浜。

夕暮れ時のまぶしい太陽と砂浜に浮かぶ美しい黒も見ることができました。

2017年9月に日本で公開された映画『ダンケルク』を、わたしは現在住んでいるパリで鑑賞しました。

1日目は英語+フランス語字幕、そしてその翌日はフランス語吹き替え版をダンケルクで。

この記事では、週末に1泊2日で訪れたダンケルクで見た景色をまとめてみました。

映画を見られた方も、まだ見られていない方もぜひゆっくりとご覧ください。


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ダンケルクの海辺

映画の中でもたくさん出てくるダンケルクの海。

街から海に抜ける瞬間を撮ってみました。

実際に行ってみると、かなり遠浅なんですよね。

滞在2日目も海に行ってみたんですが、お天気は曇りで、とっても風が強い日でした。

この動画の最後に見える灯台を目指していたんですが、結局そのあと少し進んでから灯台は遥か向こうにあることを知り、断念しました。

ただ、灯台行きは断念したものの、行き止まりになるところまで、進んでみました。

ここが行き止まり。遠くに灯台が見えます。

ちなみに、この位置から浜辺を撮るとこんな感じ。

すごく遠くに見えますね。

ダンケルクの街並み

ダンケルクで宿泊したホテルの方に、ダンケルクのマップをもらいました。

左下の方にある駅から海岸までは30分ほど。こじんまりとした街です。

街を歩いていると、いたるところに1940年のダイナモ作戦に関する場所の説明と当時の写真が掲げられています。

数は全部で30まであります。

裏面には1〜30までの場所が書いてあるので、それを巡っても良かったかなぁと後でふと思ったり。

街はお店が立ち並ぶ場所もあるし、映画の撮影で使われたような昔ながらの風情を残す場所もありました。

街を歩いている人にはあまり出会わなかったけど、この街で映画を見たときのあの雰囲気が忘れられませんでした。

自分たちの街を題材にした映画に対する誇りというか、映画に対する評価とはまた別の喜びというか、なにかあったかいものを感じたんです。


パリで『ダンケルク』を見たときは、まだお昼だったからか客席の人数は少なかったのですが、ダンケルクで見たときは、ほぼ満席でした。

親子連れで来ている人もいれば、お友達と来ている人もいる。

老若男女が入り混じった客層でした。

その中にひとり混じる日本人のわたし。

それは街を歩いていても同じで、今回滞在していた2日間は全然アジア人には会いませんでした。

ダンケルク1940博物館

ダイナモ作戦について詳しく知りたいと思い、ダンケルク1940博物館へ足を運びました。

博物館には当時の写真や映像、兵士たちの服装や実際に使われた兵器などさまざまな展示がありました。

ドイツ軍がどれだけ迫っていたのかが分かる地図も。

美術館を鑑賞後、こんな本も購入してみました。


映画ではノーラン監督が実写にこだわられたことから、爆撃により荒廃した街並みや、立ち上る黒煙は忠実に再現されているわけではありません。

実際はこんな景色が広がっていたんですね。

すべてに理由がある

空と海の青が交わる境目を見ながら、ふと感じたことがありました。

それは、戦争を知らないわたしたちの世代は、現実に起こりえないことが多すぎると『映画』の世界と『現実』を切り離して考えてしまうということ。

戦争は過去のことで、現代には起こり得ないことなのだと、2つの世界をつくり、間に線を引いてしまう。

でも、ノーラン監督が実写にこだわったのは、映画を見た人になるべくその線引きをさせないようにする為なのではないだろうか?

ダンケルクの街を歩きながら、ふとそんな風に思ったのです。

ノーラン監督はこの映画にたくさんの意図的な余白をつくり、わたしたちに「考えること」を促していますが、戦争では、各々が自由に何かを考えそれを表現することが禁止されます。

戦争に対して1人1人さまざまな思いがあるだろうけど、表面的には、みんな考えを統一されてしまう。

そんな時が再び来ないよう、わたしたちは考え続けなければならないし、ノーラン監督がテーマだと語った「故郷」とは、1人1人の故郷ではなく、戦争のない平和な世界なのではないだろうかと。

わたしはクラリネット奏者として活動しているけれど、作曲もします。

作曲をするときは沢山の音をつかうけれど、無駄な音は一つもありません。

一番伝えたいメッセージがあり、それを伝えるためにすべてが必要な音であり、全ての音に意味があるんです。

音楽における『すべての音に意味がある』をこの映画に置き換えたとき、わたしの頭に浮かんだのは、また戦争が繰り返されそうな世の中になりつつある今、何の戦力も持たない一般人が現代における“ダンケルクスピリット”を持つときであるということなのではないか。ということでした。

普段の生活を送っているだけでは考えられなかったし、映画を見たときには考えもしなかったことを、ダンケルクの街で感じることができました。

すべてのことに意味がある。

そう考えると、あなたがこの記事に出会い、ここまで読んでくれたことにも意味があるはず。

ぜひ、この記事が“何か”を考えてもらえるきっかけになるととても嬉しいです。

お礼

今回ダンケルクの浜辺のツイートをたくさんの人がRTしてくださいました。

そのおかげで、わたしはすごく知りたかったことを知ることが出来ました。

それは、ダンケルクに住む人々は、この映画をどう思っているか?ということ。

このことを知ることが出来たのは、ツイッターのおかげです。

映画『ダンケルク』まだご覧になってない方は是非映画館に足をはこんでみてくださいね。

▼ダンケルク滞在中のご飯や別の動画はこちらの記事に書いています
パリからダンケルクへの旅【旅の裏側編】

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