パリで過ごすクリスマスシーズン

今年のクリスマスは初めてクリスマスマーケットに行ったこともあり、クリスマス気分を味わうことが出来ました。

わたしはファンクラブも運営しているんですが、会員のみなさんに年2回送る写真を撮りに行ったのでした。

チュイルリー公園で開かれていたクリスマスマーケットにはいろんなお店が並んでいて、とっても楽しい雰囲気でした。

クリスマスシーズンになるとこんな感じで商店街にはイルミネーションが光ります。

日本と違うのは、クリスマスは1/6までだから、25日が過ぎてもクリスマスの飾り付けが残ること。

クリスマスが終わるとすぐお正月モードに変わる日本とは大きな違いを感じます。

クリスマス時期になるとやることといえば、マンションの管理人さん(ガーディアン)に心づけをお渡しします。

これはエトレンヌ(Etrennes)と呼ばれる習慣です。

去年はパリに来て1年目ということもあり、これを聞いてびっくりしたのですが2年目となると慣れますね。

ちなみにお渡しするチップは家賃の5%~10ほどの金額と言われていますが、パリの家賃って結構高いし、渡しても50ユーロくらいが上限なのではないでしょうか?

わたしはお金とシャンパンを用意し、メッセージカードを添えました。

去年は全然文章が書けなかった記憶があるんですが、今年はいつもの感謝の気持ちをたくさん書いてお渡ししました。

また、他にもメッセージカードとショコラを2人のクラリネットの先生とフランス語の先生にお渡ししました。

フランス語で話せることが増えたとはいえ、やはり先生方から学んだことを振り返りお手紙を書くことで改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

コンセルヴァトワールで受けているレッスンでは前後が女の子なので、その2人も「いつもありがとう」の気持ちを込めてお菓子を持っていきました。

みなさん喜んでくれて嬉しかったな。

ちなみに、今年のクリスマスは七面鳥と鴨をメインに近所の商店街でお料理を調達していただきました。(全然調理してない)

ケーキは16区にあるLa Pâtisserie Cyril Lignacのケーキにしました。ここのケーキ、甘過ぎないので日本のケーキに慣れている人にはとってもおすすめです。

この時期のパリは日照時間が短く、どうしても気持ちが塞ぎやすいので、先日は朝から近所のカフェでモーニングを食べて気分転換していました。

去年はどうしたらいいか分からなくてとても困ったのですが、睡眠をいつもよりかなり長くとったり、無理をせず休んだり、曇り空でもなるべく外にでかけたり、軽い鬱のような状態に効くBiomag(疲れ・不安・ストレスに効くホメオパシー。どこのファーマシーでも買える)を舐めたりして乗り切ってます。

パリに憧れて留学する人はたくさんいますが、やっぱり独特の空気に馴染めなかったり、調子が悪くなったときに相談できる人が近くにいなかったりすると、とても辛くなるんですよね。

やっぱり1年目というのは分からないことがたくさんあって不安になることも多かったのだなと思います。

そういうときは、日本語で何気ない話をするだけで気持ちがとっても楽になったりするものです。

先日はパリで頑張る日本人の女の子たちをわが家に招いておでんや和食を囲みながら忘年会をしました。


お料理と一緒に写真撮りたいなーって思ってたのにすっかり忘れてたので机の上が寂しい..苦笑

みんなとても優しい子たちで、あたたかい時間を過ごすことが出来ました。

パリで頑張ろうとする音楽家同士、何かあったら、気軽に助け合いたいものです。

「ありがとう」という気持ちに溢れた12月になったことに心から感謝です。

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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