サロン・デュ・ショコラが何かは分からないけど、聞いたことはある!という人はたくさんいるんじゃないでしょうか?
サロン・デュ・ショコラとは、世界最大のチョコレート展!
どこを見てもチョコチョコチョコ!
本当に数々のチョコレートを堪能できる空間です。
わたしはサロン・デュ・ショコラに初めて行ったのですが、おさえておきたいポイントがこちら。
- チケットは必ず事前購入するべし!
- 日本からの出店店舗が多い!
- 下調べをしていかないと価値のあるショコラが分からない!
今日は、今年は行けなかったけど来年サロン・デュ・ショコラに行きたい人や今年の開催内容が気になった人のために、今回は全力でレポート記事を書いてみます!
チケットは必ず事前購入しておくべし
まず、チケットは必ず公式サイトから事前購入しておきましょう。
決済はクレジットカードで簡単にすることが出来、決済が完了するとチケットが送られてきます。
ちなみに、サロン・デュ・ショコラの会場はこんな感じ。
わたしが行ったのは最終日の12:30くらいでしたが、その時はあまり並ばずに入ることが出来ました。
チケットを事前購入した人は建物の正面から入場することが出来ます。
入り口で係員の人にチケットのバーコードを読み取ってもらえばOKです。
もし当日買うとなると入れるのは2階(フランスでいう1階)になりますし、結構並ばないといけないので、必ず事前に買っておきましょう。
会場に入るとすぐに案内板があります。
この近くにパンフレットも置いてあるので、1部もらっておくと何か知りたくなった時に便利ですね。
サロン・デュ・ショコラ会場1階の様子
1階はカカオの生産からこだわっている店舗のブースがたくさん。
中には日本企業のMeijiのブースも。
日本でも人気の『THE』がデザイン賞を受賞したということもあり、とても人気でした。
ヨーロッパの人はミルクチョコレートはあまり好まないそうで、今回のサロン・デュ・ショコラには少しビターな味だけを持ってこられたそうです。
1階はヨーロッパ以外の国から出店している店舗が多い印象でした。
カカオ豆からチョコレートになるまでの全行程を一貫して手作業で行っているチョコレート専門店、green bean to bar CHOCOLATEも日本から出店されていました。
いやー、パッケージがすごく美しい!日本らしくていいですね。
サロン・デュ・ショコラ会場2階の様子
1階をサクッと見たあとは、2階に進みます。
エレベーターと階段を使って会場を行き来することが出来ます。
2階に上がるとまず出迎えてくれたのは、チョコレートで出来たキツネ。
最初見た時は犬かな?と思ったんですが、キツネでした。
YANN COUVREUR(ヤン クーブルー)のシェフが作られたそう。
今回たくさんのブースを見たけど、ここの配色が一番好きでした。
可愛すぎた。。
お店のロゴにも使われているキツネの形のケーキもありました。
今回は何も買わなかったのですが、今度店舗に行ってみたいと思います♪
かわいいブースといえば、パリを象徴するショコラトリーCHAPONも印象的でした。
このフラミンゴ、ついつい写真を撮りたくなっちゃいますよね。
ついつい写真を撮りたくなるブースといえば、印象に残っているのは京都から出店していた創業80周年を迎えるサロンドロワイヤル京都。
なんと、写真撮影ゾーンがあるんです。
後ろの大きな画面に美しい京都の風景が映し出されるみたいです。
こんな感じで夏の花火と一緒に撮れる映像もありました。
やっぱり着物を着て接客されている店舗は目をひきますね。
そうそう、パリの人たちにも大人気の日本人パティシエ・サダハルアオキのブースはすごく大きく展開されていました。
わたしは大判焼の中にマカロンを入れたスイーツをいただきました。
大判焼とマカロンって合うの??と疑っていたんですが、すごく美味しかったです。
あんこの代わりにマカロン、アリです。
ちなみに、同じくパリで大人気のエスコヤマのブースにも行ってみたんですが、なんと既に商品は全て完売していました。
全商品が完売してたのって、わたしが見た限りではここだけでした。
すごい人気ですね。
日本から出店している店舗は本当にたくさんあったのですが、特に目を引いたものをご紹介します。
侍ショコラってもうそのネーミングからして何か強そうなんですけど、ショコラに「武士」「忍」「道」という名前がついていたりして、侍好きにはたまらないラインナップになっています。
日本のお酒と一緒に楽しんでもらえるようにしていたのも良いなぁと思いました。
日本のお酒はパリでも最近注目度が高まってきているようで、2013年からはサロン・デュ・ショコラならぬ「サロンドサケ」が開催されているそうです。
獺祭とショコラのコラボブースもありました。
試飲させていただいたスパークリングの獺祭(左から3番目)がすごく美味しかったです!
会場を歩いているとどんどん試食を勧めてくれるのですが、どうしても口の中が甘くなっちゃうので、スパークリングを飲んだことですごくスッキリしました。
そうそう、パリには抹茶や柚子を使ったチョコレートを好む方がたくさんおられるそうなんですが、今回なんと『みりん』を使ったチョコレートに出会いました。
東京で行われるサロン・デュ・ショコラにも出店するLaurent DUCHÊNE(ローラン・デュシェーヌ)と愛知県にある角谷文治郎商店の「三河みりん」がコラボした商品です。
すごく特徴的な味がするので、みりんというよりもリキュールのような感じです。
パッケージには西陣織が使われていて、それだけでパッケージ買いする人がいそうですね。
日本独特の柄や着物はやはり目を引くわけですが、某人気アニメのフォントを意識したブースには思わず足を止めてしまいました。
エ、エヴァンゲリオンですよね…??笑
また、「華道家」ではなく『菓道家』の三堀純一さんによる和菓子制作の実演セミナーではたくさんの人が足を止めてその様子を見つめておられました。
ショコラのイベント=洋菓子職人さんたちが集う中で、和菓子職人として参加する日本人は三堀さんが史上初だそうです。
変わったチョコレートもたくさんありました。
わたしがびっくりしたのはこの花束のチョコレート!
まるで本物のようです。しかしこれを貰ったときは嬉しいだろうけど「食べたい!!」ってなるのだろうか…
そしてこんな工具の形をしたショコラも。
会場では、ショコラだけでなく、アイスやカヌレなども販売されていました。
スパイスのお店もあったんですが、すごく人気でしたね。
また、エプロンや料理に使えるグッズを売っているブースもありました。
まとめ
初めて行ったサロン・デュ・ショコラですが、パティスリーで働くお姉さんと一緒に行ったこともあり、色んなことを教えてもらいながら回ることが出来ました。
試食するだけでも結構満足出来るかもしれないけれど、やっぱり折角だからお土産も買いたいですよね。
会場は広く、美味しいチョコレートのお店がたくさん出店しているので、何も情報もなく行くとあまり効率良く回れないように感じました。
狙い目は、普段パリでは買えない商品を買うこと。
折角なので、ちょこっと調べてから行かれることをオススメします。
たくさんショコラを食べ過ぎても良いようにお水かお茶などの飲料水も持ち歩くと便利かもしれません。
ちなみに2階のステージでは演奏やダンスなどが行われていて、家族連れで来られている方も多かったです。
あと、日本人もすごく多くてビックリ。
日本で最近加熱している『サロン・デュ・ショコラ熱』によるものなんでしょうか?
パリ発チョコレートの祭典 サロン・デュ・ショコラ日本公式サイト
とにかくパリで開催されるたくさんの「サロン」の中でも有名なサロン・デュ・ショコラを楽しむことができて良かった!
これからも積極的に色んなところへ出かけていきたいと思います。