[2018年版]フランス・ジヴェルニーのモネが晩年を過ごした家へ行きました

モネが晩年を過ごしたフランス・ジヴェルニーにあるお家へ行ってきました。

ツアーを使ってバスで行く方法もありますが、ツアーは見て回る時間が結構限られていることが多いので、今回はパリから電車を利用して行きました。

ジヴェルニー駅からモネの家の行き方

ジヴェルニーの駅はこんな感じ。

駅を出ると、こんな可愛いプチトランが待っていました。

乗車料金は8ユーロ。

一応看板に発車時間も書いてあるんですが、わたしが利用したときは書いてない時間でした。

駅からはバスも出ています。

時刻表はこちら。

モネの家まではプチトランで20分ほど

プチトランに乗ってモネの家までは20分ほど。

途中で歴史的な建造物の前を通ってくれたり。。

馬が草を食べているところで少し徐行してくれたり。。

すごく良心的な運転手さんでした。

着いたらプチトランに乗ってもバスに乗っても同じ駐車場に到着するのですが、そこから5分ほど歩くとモネの家があります。

その途中にインフォメーションオフィスもあります。

わたしはこちらの2つのガイドをもらいました。

ガイドはなくても回ることが出来ると思いますが、一応持っておくと安心かも。

モネの家のある敷地一体はすごく整備されていて、道にはたくさんのお花が咲いていて、小さなギャラリーやお土産を買うことができるお店、レストランなどがありました。

休日にモネの家に行く場合はなるべく早い時間がおすすめ

わたしは土曜日の開館時間を30分過ぎたくらいに行ったのですが、それでも割と人がたくさんいました。

これはモネの家を出たときの様子ですが、やはり週末は観光バスでたくさんの人が訪れるようです。

中に入るとモネの写真がお出迎えしてくれます。

まず最初に通るのはお土産コーナーです。

モネの家のお土産コーナー

お土産が販売されている場所はとっても広くて、睡蓮の絵が壁にどどーんと飾られています。

絵をモチーフにした陶器があったり。。

画集もかなりたくさんありました。

他にもジャムやお酒、ポストカードやパズルなどお決まりのお土産はだいたい何でもある感じでした。

モネが晩年過ごした生家へ

お土産コーナーを抜けて、次はお家へ。

かなり大きいお家です。

家は2階建てになっていて、家に入ると係員さんがいるのでまず1階に案内されました。

1階→2階→もう一度1階に戻ってきて外へ出るような順路となっています。

モネの家に所狭しと並ぶ浮世絵

モネの家に入ってまずびっくりしたのが浮世絵の数。

所狭しと飾られています。

モネや印象派の画家たちが浮世絵から影響を受けたことはもちろん知っていますが、実際にコレクションされていた作品を見ると、常に目に触れる場所にそれらを置き、インスピレーションを得ていたことがわかります。

こんな風に本気で集めて徹底的に研究するって、本当にリスペクトがないと出来ないことですね。

モネの家のアトリエ

モネの家のアトリエはこんな感じ。

印象派の作品がたくさん飾られていました。

モネが生前にアトリエで撮影された写真も飾ってあったのですが、ほんとうに当時の様子が再現されているようです。

浮世絵の作品数もすごいと思ったけど、この絵画の作品数も膨大な量です。

モネの家のその他の部屋

モネの家のその他の場所は、2階にあるベッドのある部屋2つと、1階にあるダイニングとキッチンでした。

1階にあるダイニングとキッチンはそれぞれ黄色と青の色が印象的でした。

浮世絵がまた飾られていました。

こちらはキッチン。

これだけ青いとちょっと食欲なくなりそうな気も..?苦笑

モネの庭の様子

モネの家の前にはすごく広い庭があります。

これはモネの家の2階から見た景色。

どこに何を植えるかはモネ自身が書き残したメモがあるそうです。

わたしは6月16日に行ったのですが、いろんな花が咲いていました。

日本風庭園は少し歩いた場所にあり、地下の通路を通っていきます。

順路はこんな風に矢印が示してくれています。

お家のあった場所とは違い、竹が植えてあったりして、さっそく和の雰囲気が漂います。

日本風庭園の様子

しばらく歩くと日本風庭園に到着しました。

モネの家のあるゾーンとは違い、お花よりも緑が多かったです。

多分もう少し早い5月くらい?に来ていたら、橋の部分には藤の花が咲いていたと思います。

今まで何度も見た『睡蓮』の絵がここから生まれたんだなぁ..と思いつつ、絵と同じような場所を探すのがなかなか難しかったです。

>>フランスのさまざまな場所で観たモネの『睡蓮』

モネの家の現実

モネの家の様子をかなりたくさんお届けしてきましたが、どうだったでしょうか?

また機会があればモネの家に行きたいな〜と思われた方もいると思います。

ただ、ちょっと知ってほしいのが週末の人の多さです。

なるべく人が入らないように写真を撮ることはできるんですが、わたしが行ったときはとにかく人が多かった。。。

人を見に来ているような気持ちが。。

これはどこにいっても同じでした。。

なので、行くなら断然平日がおすすめです!

ちなみに帰りはモネの家〜ジヴェルニー駅まではバスで帰りました。

モネの家〜ジヴェルニー駅までのバスの時刻表はこちら。

わたしが行った時期はストライキをしていて乗車予定の電車がなくなっていました。

フランスではこれが普通なので驚きもしないんですが、ストライキの時期に行く場合は前後の時間にかなり余裕を持って行かれることをおすすめします。

モネの家と庭園へのアクセス

Fondation Claude Monet
84 Rue Claude Monet, 27620 Giverny

パリから電車で行く場合にかかる時間:1時間半
開館時間:3/24~11/1 09:30~18:00
閉館日:11/2~3/23冬期間は休業
HP:http://fondation-monet.com/

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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