クラシック出身の人がジャズを学ぶのにおすすめの教則本とサイト

クラシックを学んできたけれど、ジャズを学びたい!アドリブが出来るようになりたい!と思う人はわたしだけではないはず。

わたし自身も苦労したし、何なら今もずっと苦労しながら、そして楽しみながらジャズを学んでいるのですが、おそらく一番難しいのって本当に最初の頃なんです。

全部楽譜で書いてあったクラシックの世界から、コードを元にアドリブするジャズの世界へ踏み入れたとき、何から学べばいいかが分からない人は多いのではないでしょうか?

そして、いくつかあるジャズ習得法の中からどんな手順がしっくりくるのかは人によって違うはずなんです。

目次

ジャズアドリブを学ぶのにおすすめの教則本

例えば、英語の勉強法に関する本が溢れており『英語の勉強法』がたくさん存在していますが、人によって良いと思う方法が違います。そして、これはジャズもそうなんです。

最初にツーファイブワンフレーズから入るのか、モードスケールから入るのか、分析から入るのか・・

もちろん最終的に全部必要なんですが、おそらくクラシック奏者が一番しっくりくるのではないか?と思うのがこの本です。

この本に取り組むことで、どのコードのときに何の音を吹けばいいのか?かなりクリアになります。

付属のCDが本当に効果的なので、ぜひCDを鳴らしてテキスト内の課題に取り組んでみてください。

ちなみに、この『クラシック奏者がしっくりくる』というのは、クラシックの場合だと譜面があるし、自分がどれだけ出来てないのか?何をすればいいのか?が結構分かりやすいと思うんですが、ジャズは譜面があるわけじゃないので、何を学べばアドリブが出来るようになるか?という道筋が立てにくいように感じるんです。

でも、この本はやっていることと出来ることになることが比例しているため不安になりにくいので、前進していることを実感しながら進んでいける内容になっています。

ジャズアドリブを学ぶ際におすすめのサイト

また、同時にジャズサックス奏者&フルート奏者の渋谷菜々子さんの運営されているこのサイトを熟読することをおすすめします。

ジャズアドリブの仕方
https://jazzsounds.net/

おすすめする理由は次の3つの点です。

  1. とにかく文章が分かりやすく、ジャズのことを全く知らない人にも分かりやすく説明してある
  2. アドリブが出来るようになる手順が丁寧に説明されており『この通りにやれば出来るようになる』と感じることが出来る
  3. 知識を惜しみなくアウトプットしてくれていて初級者〜上級者まで内容が豊富

実は、先に紹介した本もこのサイトで紹介したあったものなんです。

クラリネットを吹いていてジャズに初めて取り組む人は、何か本を買うならこちらの本、そしてアドリブに関する本を買う前に一通りこのサイトを見ることをおすすめします。

わたしも実際にいろんな人にレッスンを受けたり、本を買ったり、、

いろんな方法でジャズを学んできましたが、こちらの本に取り組みこのサイトを頼りに色々とアプローチしていった結果、それまであらゆる形で身に付けてきた知識がスーッとつながり、楽譜を見たときに以前ほどテンパらず、前向きに取り組めるようになりました。

わたしもこのブログを運営しているのでブログの内容を充実させる大変さは少しは分かっているつもりですが、サイトの充実度、またジャズに対する渋谷菜々子さん熱意に感服しました。

さいごに

ちなみに、面白いことに『サックス ジャズ アドリブ』などで検索すると多くのブログがヒットするのに対して、楽器名の部分をクラリネットにすると、全然サイトがヒットしません😂

なんなんですかね、これ(笑)

やっぱり演奏している楽器によってちょっと気質が分かれるというか・・

クラリネット奏者でブログ書いてる人も珍しいし、クラリネット吹きはブログを書く人は少ないのだなと今回改めて思いました。

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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