仕事ができる人と仕事をしたい人は違う

とある知人がこの春から大学生になるそうだ。

わたしは彼女が高校1年生だったときから知ってるのだけど、何だかわたしに似ている部分がたくさんあって、すごくわたしのことを買ってくれている。

そんな彼女をみながら『あ〜昔こんな感じやったなぁ』と昔のわたしを思い出していた。

これまで本当にいろんな人と会ってきたのだけど、心から信頼して安心して一緒に働ける人って案外少ない。

『この仕事誰かに頼めないかな』って思うときにパッと顔が浮かばないときもある。

でも、そのときにパッと顔が浮かぶ人。

もしくは、最初か『○○さんにお願いしよう』と思える人。

そういう人が世の中でたくさんの仕事をしてるんだと思う。

リーダーとして全体をまとめチームで何かをするのが好きなわたしは小さい頃から信頼出来る仲間と大きなことにチャレンジするのを夢みてたんだけど、それが難しいと気づいたのは割と最近のことだったりする。

そんな中、出会った当時高校生一年生だった彼女は、当時のわたしよりもずっとかしこくて、素直で、話す言葉に「熱」がある子だった。

自分に似てると思ったからこそ、これから彼女に降りかかるであろうことも予想出来たから、どうか苦しくなったときには頼ってほしいと思った。

失敗するのを防ぎたいとかじゃない。

でも、人生でどうにもうまくいかないときに、どんな気持ちで乗り越えるのか、周りに誰がいるのかってすごくすごく大事だから。

強がって誰にも頼れないとき
孤立して味方が誰もいないとき
誰に相談していいか分からないとき

痛みを先回りして取るなんてことは無理だけど、せめて何か苦しいことに直面したときに、彼女の意見や存在を肯定する人で在りたいなと思ってたのです。

そんな彼女がこの春から大学生になる。

わたしは彼女にあるお仕事をお願いしようと思っている。

それは彼女だからこそ、お願いしたい仕事だから。

さいごに、入学おめでとう☺️

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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