昨夜無事に福知山市のシティプロモーション「福知山の変」に関連したリアルイベントである、福知山市立図書館でのトークセッションが終わりました。
今回のテーマは「地域と文化」ということで、つい先日公開となった「変化人」で登場された、福知山市大江町毛原のワンダービレッジプロジェクトを率いる水口一也さんと一緒にお話をしました。
ちなみに、水口さんのビジュアルはこちら。
上部には福知山市大江町毛原地区26人全員が掲載されています。
毛原は日本の棚田100選にも選ばれた、美しい棚田がある場所なんです。
しかし、そういった風景ではなく、その美しい風景を守っている人々、そこで暮らす人々のことを思い浮かべながら様々な取り組みを行っておられることから、このビジュアルになったのだそう。
図書館でこういったイベントが開催されるのは初めてだったそうで、最初は私たちの後ろのブラインドが閉まっていたのですが・・・。
こんな感じで福知山駅北口の素敵な風景をバックにお話させていただきました。
お互いのビジュアル撮影にまつわる秘話や、現在挑戦していることなど、様々なことをお話しました。
トークセッションは1時間ほどだったのですが、水口さんとのお話はとっても楽しくて、まだまだいくらでもお話できそうでした。
私は以前、毛原の人たちが「1000年先も続く里を目指す」とおっしゃっていることや、、その美しい景色に感銘を受けて『毛原〜1000年先も続く里へ〜』という曲を作曲しました。
今回のイベントでも演奏させていただきました。(途中から始まり、途中で切れますが)
フルバージョンはこちらのYouTube動画からご覧ください。
トーク終了後、毛原に行ったことがなかったけど行ってみたくなった!というお声や、「自分も挑戦しようと勇気をもらいました。参加してよかったです」という嬉しいご感想をいただきました。
また、インスタライブも100人くらいの方々が見てくださったようです。
お忙しい中イベントにお越しくださった皆さん、インスタライブをご視聴くださった皆さん、ありがとうございました!
さいごに
時間の関係上、事前にインスタでご質問いただいていた内容にお答えできなかったこともあるので、少しだけこの場でお返事したいと思います。
吉田さんの思う良い文化ホールはありますか?できれば関西圏で。
私の考える「良い文化ホール」の定義として、下記の取り組みが行われていることが大事だと考えています。
①そのまち独自の文化・歴史や人材を活かした取り組み
②まちの魅力を引き出し、交流人口や関係人口を増やすと共に、まちづくりや観光促進につながる取り組み
③多様な人々に広く芸術文化体験を届ける取り組み
上記のを行っている取り組みとして、関西で注目しているものは下記の通りです。
・豊中市立文化芸術センター(大阪)
アートマネジメント講座
アーティストバンク制度
・京都コンサートホール(京都)
登録アーティスト事業
・堺市文化振興財団(大阪)
良い文化ホールを施設の良し悪しといったスペックのみで語ることは出来ず、結局その場所で働く人々がどんな意思を持って、どんな事業をやっているかというところが大事だと思っています。
上記に取り上げた以外にも、市民と共に作り上げる音楽劇やミュージカル、演劇を行っているところも注目していて、そういう取り組みを今後福知山でもやっていけたらと考えています。