パリに住み始めて、あっという間に2ヶ月が経ちました。
日本にいた頃はたくさん仕事をするのが大好きだったわたし。
人に必要とされてるのがうれしくて、忙しくて食生活が乱れたり、謎の高熱が続いたり、気持ちに余裕がないこともありました。
でも、人から必要とされることで収入は増えるし、何より相手に喜んでもらえる。
『収入の代償として体調が悪くなったり精神的にしんどくなるのは仕方ないことだよね』と考えてたんです。
でも、いま考えたらぜんぜん『仕方ないこと』じゃなかった。
しんどくて楽しいこともあったけど、それ以上に、しんどくて辛いことの方が多かったんです。
心から好きな仕事をやってるときは、しんどいけど楽しい。
そうじゃないときってはしんどいし、辛い。
それを選んだのは、どっかの誰かじゃなく「わたし」です。
やらない方がいいと思うことを、すすんでやってたんですよね。
そんな過去と比べると、いまのわたしは正反対。
人生でいちばんゆとりのある日々を送っています。
この生活がなかなか気持ちにも余裕があって心地よいので『わたしって忙しい状態が結構好きだと思ってたけど、意外と暇な方が合ってるのかも?』と思うようになりました。
でも、暇だからといってずっと元気なわけじゃなありません。
慣れない生活に急に心細くなったり
むしょーにさびしさを感じるときもあります。
そんな日々を過ごすうちに
好きなひとが出来ました。
いままでそんな風に感じたことはなかったのに
凹んだときや
元気がないときは
むしょうに会いたくなってしまうのです。
わたしだけじゃなくてたくさんの人に愛されてるのに
会いたいと思ったときに会ってくれる。
それがとてもうれしいし
とてもしあわせな気持ちになるんです。
旦那さんがいるでしょ?
といわれるかもしれません。
でも、旦那さんとは
また違う魅力があるんです。
もう
パリにきてから
このひとのことが
好きで好きで仕方ないのです。
そのひとの名前は
ゆかりです。
エッフェル塔とゆかり
今日も会って食べてしまいました。
きょうも
へやでくつろいでました。
ソファーでくつろぐゆかり
なぜ
こんなにゆかりを愛しているのか?
カーネーションとゆかり
なぜ
しんどくなったら
白ご飯を炊いて
ゆかりを呼んでかけてしまうのか?
ベランダでくつろぐゆかり
まったく分かりません。
でも
ゆかりに会うといつも元気になれるので
これからも仲良しでいようと思います。
洗濯機とゆかり
わたしは
きょうも
ゆかりをふりかけと会いました。
みなさんも
ぜひ彼女に会ってみてください。
きっとおいしい癒されるはずですよ。