不安に感じていたことが全てなくなった一ヶ月。

東京に家を持ったのは2013年の6月末。

そして、東京の家を離れると決めたのは2016年、ことしの6月でした。

きょねん、2015年の今頃は2ndアルバムをリリースしていて、まさか今頃東京のお家がなくなっているとは思いもしなかった。

願っていたこと、予想していたことが起こっているようで、実は全く想像していなかった小さなことが沢山起こることによって今がある。

人生そんなことばかりだな、と思う。

この先もどんな事があるかは分からないけれど、自分に立ちはだかる様々な問題は、きっと後で振り返った時に必要なんだと思えるはず。

そんなことをぼんやり思いながら、目の前にあるべきことに取り組み、まだ見ぬ将来に大きな希望と妄想を描きながら生きていきたいと思う。

****

東京のお家とさよならした9月末は、何とも言えない感情に襲われた。

本当にこれで良かったのだろうか?

と。

でもそんな事は誰にも分からない。

その決断が良かったのかどうか判断するには、決断の後に起きることを見るしかないから。

何で東京を離れるの?

と数え切れないくらい聞かれた。

私がどんな思いで決断したのか、どんな思いで9月の月末を過ごしたのか、それは誰にも分からないことだけど、決まった質問、決まった答えを繰り返しているうちに、東京を離れること自体が何だか無機質な行為であるようにも思えた。

img_6457

10月からの半年間、とにかく福知山と向き合おうと決めたので、まずは福知山の魅力発信WEBマガジン『ふくてぃーやま』の再ローンチに向けて取り組み始めた。

やらなければいけないことは山ほどあって、途方にくれることも多かったけど、とりあえず今手を動かさないと、何も進まないわけで。

何度かトライしていると突破口が見えてきた。

WEBメディアを立ち上げる理由はただ一つ。

地元を離れて気づいた福知山の魅力を1人でも多くの人に伝えたいから。

福知山のことが好きだ好きだと言い続けてるもんだから、

『何でそんなに福知山のこと好きなん?』

ってよく聞かれるけど

自分でも何でここまで好きなのか分からないほど好きなだけなんです。

もはや病気かもしれません(重症)

img_6469

とにかく、
良いなぁ〜って思ったことを伝える時に

・どんなタイミングで伝えるか
・どんな媒体で伝えるか
・どんな言葉で伝えるか
・どんなデザインで伝えるか

この4つのことに対する意識をしっかりと持ち、センスよく取り入れていくことが出来れば変わることが確実にある。

そう信じることが出来た1ヶ月でもありました。

気づいたら、9月末に抱いていた不安は、一ヶ月で一切なくなったのです。

そんな風に思うことが出来たのは、やはり色んな人のおかげ。

そして色んな人が運んで来てくださった仕事のおかげです。

この一ヶ月で、今後の自分の活動について今までとは違った新しい視点を持つことが出来ました。

お家はなくなったけど、東京での活動は続くわけで、結局、福知山・大阪・東京の3拠点生活は変わらないんだな、と改めて感じています。

11月はいよいよ、福知山の魅力発信WEBマガジン『ふくてぃーやま』の再ローンチ。

お待たせしていますが、間も無くです。

福知山の未来に寄り添う、役立つメディアになりますよう、準備を進めていきますのでお楽しみに。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

目次
閉じる