パリのユダヤ歴史美術館へ行ってきました

ユダヤ人収容所となった場所であるチェコのテレジーンへ行くことをフランス語の先生に言うと『それならユダヤ歴史美術館へ行くといいよ』と教えてもらいました。

ユダヤ人の歴史についてはわたしもまだまだ勉強不足な部分があるんですが、この美術館へ行ってからテレジーンへ行ったことで、収容所などの悲しい歴史だけではなくユダヤ人が作り出した美しい芸術に触れることが出来ました。

ここは今年開館20周年を迎えたパリの中でも比較的新しい美術館でもあります。

ちなみに、ここには図書館も併設されており、フランス語の先生は、歴史に関することを調べるために今でも利用することがあるとおっしゃってました。

1階の展示

まず入ってすぐにこのクリスマスにのお祭りで使う蝋燭台(ろうそくだい)が目に入ります。

石があったり、タンスがあったり。。

フランスにおけるユダヤ人の文化に関する展示が並んでいるようです。

ユダヤ系の有名な画家もたくさんいます。

シャガールの作品が最初にお出迎えしてくれました。

こちらもシャガールの作品。

絵画はそこまでたくさんあるわけではないのですが、結構現代的な作品もありました。

わたしはこのAnnna Shanonの作品が好きでした。

フランス語の先生に教えてもらった、ポップミュージックグループ『レ・リタ・ミツコ』の娘であり画家でもあったSam Ringerの作品も。

ちなみに『レ・リタ・ミツコ』はこの「Marcia Baila」という曲の大ヒットによって世界中に名前が知られることになったそう。

『ミツコ』という名前を聞いて、最初日本人女性が歌ってるのかと思ったけど、香水の名前からとられた言葉みたい。

そのほかにもお皿や建物の模型などもありました。

2階の展示

2階に上がるとうつくしい衣装がたくさん!

これは最近つくられたアーティスティックな作品ですが。。

裾の部分が可愛かった。

内容は分からないけれど、お手紙が飾られていたり。

これは、たぶん本のしおり的なもの。重くない。。?って思うけど、こういう大きさにも意味があったんだろうなぁ。

このキラキラしたのはすごくキレイだったけど、一体何に使うものだったんだろうか。。。

分からないものがたくさんありましたが、目に留まったものをいろいろ載せておきます。

ミュージアムショップに立ち寄ろう

美術館を鑑賞したあとは、ミュージアムショップをぶらぶら。

CDのラインナップが民族色が濃く、なかなか面白かったです。

ちなみにこのCDを売ってあるところのすぐ右手にある扉を出ると、壁にこんな作品がありました。

また、本もたくさん販売されています。

ここの天井を見ると何かが描かれた壁画も。

ユダヤ歴史美術館へのアクセス

Musée d’art et d’histoire du Judaïsme
Hôtel de Saint-Aignan71 rue du Temple 75003 Paris
01 53 01 86 60
https://www.mahj.org/

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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