最近いわゆる『演奏してみた』動画を撮り始めたんですが、演奏の録音が終わったあとは、演奏している風景の動画を撮る必要があります。
でも、始める前は何も考えずに気軽にYouTubeで見ていたのですが、実際に作り始めると
[chat face=”sawamaru-2.png” name=”よしだ” align=”right” border=”none” bg=”red” style=””]え・・・これどんな角度で撮影したらいいんだっけ?[/chat]
という感じになってしまったんですよね💦
なので、今回はこちらの演奏してみた動画を撮るときに気をつけていることをご紹介します。
1.演奏する楽曲をどう撮るかざっくりプロットを作る
まず、何も考えずに撮影し始めると結局無駄な時間がかかったりするので、最初にざっくりとどんな感じで撮影するのか、プロット(=構想)を作ります。
わたしがOfficial髭男dismの『ノーダウト』を撮影する前に作ったプロットはこちら。
むちゃくちゃざっくりですが、とりあえず合計6回撮ればいいということがクリアになりました。
- 正面から撮る
- 左から撮る
- 右から撮る
- 指のアップを撮る
- 間奏用の楽器を持ってない動画を撮る
- 冒頭のピアノの部分の動画を撮る
2.なるべく様々な角度から撮る、視聴者さんを飽きさせない工夫をする
自分で動画編集を行うようになって感じたのは、一般的なMV(ミュージックビデオ)のカット数の多さ。
服装を変えたり、さまざまな表情を見せてくれたり、アップがあったり、引きがあったり・・
視聴者さんを飽きさせない工夫がいっぱいしてあることに気づいたんです。
あと、動画を普段見てる人たちはたくさん動画を見てるので、編集にこだわったことにも気づいてくれるんですよね。
動画をアップし始めて驚いたのは、YouTubeを見てる人たちは編集でこだわった部分にも気付いてくれるってこと🤭それだけ普段から色んな動画見てるってことだし、自分の動画の基準を見直すきっかけにもなった🤔
— 吉田 佐和子 Sawako Yoshida (@sawaclarinet) January 2, 2020
もちろんシンプルな方が良いときもあると思いますが、視聴者さんを飽きさせない工夫としてこの2つの工夫は最低限したいところです。
- 様々な角度から撮影する
- 間奏中は曲に関連するものやエフェクトで変化をつける
この曲は間奏が何度もあるので、ただ突っ立っているだけでは視聴者さんも飽きてしまう・・ということで、こちらの小道具を使ってリズムをとることにしました。
実際撮ってみた動画はこんな感じ
静止画で見ていただくと分かりやすいんですが、プロットを元に以下の動画を撮影しました。
正面から撮る
左から撮る
右から撮る
指のアップを撮る
間奏用の楽器を持ってない動画を撮る
冒頭のピアノの部分の動画を撮る
ちなみに楽器を持ってない時間の動画は音楽をずっと流しながらテンポに合わせていろんな小物を取り換えたりして撮っていました。
リズムに合ってさえいれば色んなところで使うことが出来るので、いろいろ動いてみました。
3.実際に演奏しながら撮影する
わたしは撮影するときは実際に音を出して楽器を吹いてます。
指だけ撮るときは音出さなくてもいいんじゃない?と思った方もいると思うんですが、やっぱり本当に演奏してるときの指の動きと、演奏せずに指だけ動かしてるときの指の動きって違うんですよね。
なので、わたしはずーっと吹いてます。
あと、実際に音を出して演奏した方が、あとで編集する際に事前にレコーディングした音源とタイミングを合わせるのもより簡単になります。
実際に出来た動画はこちら
こんな感じで色々考えて作った動画がこちらです!
『演奏してみた』動画は、録音→撮影→編集の3つの過程を経て作られますが、最後に編集しているとそれまでには考えていなかったようなアイデアが出てきたりして、今回はちょっとかわいい感じの仕上がりになりました。
あと今回の発見はカメラを動かすことは出来ないなら自分が動けば動けばいいと知れたことです。
どこで動いているかは動画を見て確かめてみてください(笑)
楽譜は暗譜してるの?
動画を撮るときは基本的に楽譜を見ずに暗譜で吹いてます。
たまに楽譜が飛んであやふやになるときもあるんですが、まず練習→レコーディングの過程で結構演奏してるのである程度覚えちゃうんですよね・・
もしどこかで間違えたとしても、今回の場合5回は演奏してるのでどこか使えるテイクは絶対あるはずです。
また、ポップスだと1番のメロディーと2番のメロディーが一緒ってこともあるので、どうしても素材がないときは映像だけコピペすることも可能だと思います。
あと、楽譜を見ないで演奏してる方がより自由に演奏している様子が伝わると思うので、楽譜は用意せずに演奏している風景を撮るのがおすすめです。
さいごに
今のところ作った演奏動画の音源はピッチが440なんですけど、やっぱり聴いてるとちょっと落ち着いて聴こえますね😅
録音した音は絶対圧縮されるから仕方ないんですが・・・物足りない!苦笑
最近は本当に色んな手段で音楽を届けることが出来るわけですが、やっぱりコンサートとかライブに来て『生の音』を味わって欲しいなぁって本当に思います。
今年は日本に完全帰国するので、たくさんの皆さんにわたしの生の音を聴いていただけるように頑張っていきたいと思います。
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動画編集をお願いしたい!という方はこちらの記事をご覧の上、お気軽にご連絡ください☺️