コンサートのチラシを作るときにどんな情報を入れたら良いのか迷うときってありますよね?
今回はチラシを作る方に必ずおさえておいて欲しいポイントを実際にわたしが制作したチラシを例にご紹介します。
1.コンサート名
チラシを受け取った人が『何のコンサートなのか』を分かりやすくするために、目立つように表記しましょう。
日本語だけで表記するのではなく、英語でも表記することで、デザイン的にもおしゃれになるので、もしスペースがあれば取り入れてみてください。
2.日付
よく西暦が抜けているコンサートチラシを目にするのですが、必ず西暦や曜日も明記しましょう。
【例】2019年5月17日(金)
また、開催曜日が祝日の場合は(祝・月)などと書いておくと平日が仕事のお客さまも行けるかどうか判断しやすくなりますので、明記しましょう。
3.開場・開演時間
開場時間(会場が開く時間)と開演時間(コンサートが始まる時間)もそれぞれ明記しましょう。
4.会場
会場も分かりやすく明記するようにしましょう。
下記の3つの情報が書いてあるとお客さまが前後の予定を考慮して行くかどうか判断しやすいです。
- 会場名
- 会場の住所
- 会場へのアクセス
5.チケット料金
チケット料金が前売りと当日で違う場合や、学生チケットや親子チケットがある場合など、それぞれ明記しましょう。
前売り料金が設定してあると予約も入りやすく、お客さまの人数を事前に把握しやすくなります。
6.問い合わせ先
コンサートに関するお問い合わせや、予約の問い合わせを受けるための電話番号やメールアドレスを記入しましょう。
わたしはいつも少し大きめに書いておいて、お客さまの目に留まりやすいようにしています。
7.プログラム
プログラムは、クラシックの場合日本語と英語(または原語)で表記することが多いです。
英語が書いてあるとデザイン的にもよりオシャレになります。
ただ、スペースに余裕がないときなどは日本語だけでもいいでしょう。
8.出演者名
出演者名は、名前に使われている漢字の読み方が難しい人もいると思うので、日本語と英語で表記することをおすすめします。
また、その際にパート名も忘れずに書きましょう。
例えばピアノとソプラノの女性演奏家が出演する場合、プロフィール写真には楽器が写っていない可能性もあります。
そういう場合は写真に写っているどの演奏者が何という名前か分かるように名前と一緒にパートも明記しましょう。
9.プロフィール
プロフィールを書く際にも名前+英語での表記+楽器名を書くようにしています。
何人か演奏者がいる場合はなるべくプロフィールの文字数をあわせた方が美しく見えます。
10.会場へのアクセス
4でも紹介しましたが、会場へのアクセスを書いておくと親切です。
最寄駅から会場までの行き方をデータ化しているホールもあるので、そういうデータがある場合は積極的に使いましょう。
わたしがチラシ制作の際に提出をお願いしていること
ここまでわたしが制作したチラシに明記していたことをまとめてきましたが、チラシの制作を受ける場合には以下の内容を提出していただいています。
1.コンサート名
2.サブタイトル(※ある場合)
3.日付(年/月/日/曜日)
4.時間(開場時間/開演時間)
5.会場名、会場住所
6.出演者名(フルネーム(日本語+ローマ字で読み方もお願いします)/楽器)
7.曲目(日本語/原語)
8.チケット料金
9.チケット取り扱い
10.お問い合わせ
11.主催、共催、後援、協力など
12.注意事項(曲が変わる可能性がある、未就学児入場不可などあれば)
13.出演者プロフィール
14.会場アクセス
15.その他デザインに関して要望があれば、暖色系or寒色系を使ってほしい、どんな雰囲気が伝えたいかなどの希望をお聞きしています
もちろんコンサートによっては必要ない情報もあると思うので、必要なものを選んで素敵なコンサートチラシを作り上げてくださいね。
さいごに
コンサートに行くとチラシをもらうこともあると思いますし、今はインターネットでいろんなチラシのデザイン例を見ることが出来ます。
どんな情報を入れるか?ということだけでなく、文字の大きさやバランスに悩むこともあると思いますが、ぜひ色んな制作例を見て自分の好きなデザインや『この情報があったらいいな』と思うものを見つけてみてくださいね。
また、もしわたしにフライヤー制作をお願いしてみたい!と思われた方は、まずこちらからサービス内容をご覧いただいた上でお問い合わせフォームよりご連絡ください。