第25回きょうと北部演劇まつりに出演しました

今日は福知山市の夜久野町にある夜久野ふれあいプラザで『第25回きょうと北部演劇まつり』が開催されました。

子どもたちを対象に、和太鼓、狂言、人形劇、スライド影絵、演奏と色んな演目が一度に楽しめる内容で、親御さんも合わせて130名ほどのお客様がいらっしゃいました。

さまざまな団体が出ることもあり、ステージと緞帳前を両方使っていたのですが、私たちは緞帳前でお客様ととても近い距離感で演奏していました。

これがまたいいんですよね。

2024年にオープン予定の福知山音楽堂は約90席のホールになる予定なんですが、私自身、演奏者としてもこういうお客様と距離感の近い公演にすごく魅力を感じることを改めて実感しました。

登場した時に「キラキラのドレス、すごい!」と何もしてないのに衣装だけで反応してくれる可愛い子どもたち。

私が演奏する機会自体も6月に開催したフレッシュコンサート以来、実に3ヶ月ぶりだったんですが、コロナ禍で依頼演奏なども全然なかったので、この感覚、久しぶりだなぁ、と思いながら演奏していました。

やっぱり生の舞台による感動って、本当に独特で、そこでしか出来ない体験がありますね。

今回はピアノの奥村歩さんと、ジャグリングの酒田しんごさんと一緒に下記のプログラムをお届けしました。

【クラリネット・ピアノ】チャルダッシュ/モンティ
【ジャグリング・ピアノ】愛よ愛よ/夏川りみ
【ジャグリング・クラリネット・クラリネット】情熱大陸/葉加瀬太郎

ジャグリングの酒田しんごさんとのコラボ、ジャグリングと共演するのは初めてだったのでドキドキしていましたが、会場の皆さんから大きな拍手をいただきました。

また、ピアノを弾いてくださったのは私が音大受験の時にピアノを習っていた奥村歩先生にお願いしました。初めての共演でしたが、色んな部分でサポートいただきました。

最後に、こんな素敵な体験が出来る夜久野ふれあいプラザのホールは、残念ながら雨漏りがしています。今日は快晴だったので全く問題はありませんでしたが、昨日のリハーサルでは雨が降っていたので写真で赤丸をつけているように雑巾を置いていました。


福知山で一番大きいホールである厚生会館のバックステージも雨漏りしていますが、福知山の文化施設の老朽化が進んでいることを改めて実感しました。

子ども達が感動できる体験を生み出せる場がより良い状態に保たれるようにしなければなりませんね。やはり出演者やとして公演に関わるとお客様として公演に行った時には分からない一面を沢山見ることが出来ます。

福知山市では新文化ホールの検討委員会も進んでいますが、福知山、そして京都北部の文化がより発展していくよう、この『きょうと北部演劇まつり』が今後も継続して開催されることを願っていますし、私も出来る限りサポートしていきたいと思います。

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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