フランスのさまざまな場所で観たモネの『睡蓮』

日本人は印象派の作品が大好き、というのは多くの人が知っていることだと思います。

わたしは様々な時代のアート作品が好きですが、それでも印象派の優しく美しい表現や、パッと見た瞬間になんらかの感情を持つことができる「入りやすさ」みたいなものはやっぱりあるんですよね。

それは全然悪いことじゃないし、印象派にまず興味を持ったら、その前後の時代はどんな風だったのかな?と思うこともできるから、まずは印象派を好きになるってとっても素敵なんじゃないかな。

わたしも最初は印象派が分かりやすいなぁって思って、オルセー美術館とオランジュリー美術館の年間パスを買いました。

パリに住み始めて1年の間にいろんなところでモネの『睡蓮』を観たので、ちょっと集めてみました。

オルセー美術館

まずオルセー美術館に展示されている作品はこちら。

オランジュリー美術館

オルセー美術館から徒歩5分ほどでの場所にあるオランジュリー美術館には、モネが最晩年に描いた『睡蓮』の作品がありますが、その大きさにびっくりします。

ジヴェルニー印象派美術館

モネが晩年住んだお家のすぐ近くにあるジヴェルニー印象派美術館で見つけた作品はこちら。

この作品、オランジュリーで見つけた絵とすごく似てるんですよね。

せっかくなのでちょっと並べてみました。

この作品はどちらも1899年に描かれたものなんですが、こ、これはもしや同じものなんでしょうか。。。

すごく似てるんですが。。。

さいごに

『睡蓮』を題材にして描かれた作品は200点を超えるそうで、わたしが人生で出会ったことのある作品はそのうちのほんの一部です。

日本の浮世絵から大きな影響を受けていた彼は、庭師を雇い日本風の庭園をつくらせ、最初は睡蓮の池と日本風の橋の風景を描いていましたが、
次第に睡蓮の浮かぶ水面に興味が向けられます。

何度もおなじモチーフを描くことで、季節や時間とともに変化する光を捉えようとしたその姿勢は、先日訪れたルーアンの大聖堂を描いたときも見受けられました。

同じものを描きつづける、同じものに対峙し続けるけれど、それはいつも同じにはならない。

この事実は、なんだかとても大切なことを教えてくれている気がします。

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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