Institut Culturel Italienで弦楽四重奏コンサートを聴いてきました

今夜はイタリア文化会館?みたいな場所に弦楽四重奏のコンサートを聴きに行ってきました。

今日聴いたのは、ブラームスの1番とドヴォルザークの「アメリカ」。

ブラームスはドイツの作曲家。

J.S.バッハ、ベートーヴェンと一緒に、ドイツ音楽における三大Bとも言われているブラームス。

ベートーヴェンを敬愛するあまり弦楽四重奏は40歳になるまで書かなかったし、この作品が完成するまでになんと8年という歳月をかけてます。

うつくしい2楽章が一番好き。楽譜を見ながら曲を聴くのも楽しいですよ〜

(ちなみに、先人たちの偉大な作品が少なかったことから、弦楽六重奏はブラームスが27歳のときに書いてます)

そんなブラームスに才能を見出されたのがドヴォルザークなんですが、彼が作った交響曲第9番『新世界より』の有名なメロディーはみんな必ず知ってるはず。

何かに追われているあなた、ぜひ聴いてみてください。

そんなドヴォルザークが作曲したこの『アメリカ』はとても明るい雰囲気が印象的で、メンバーにもとてもよく合っているように思いました。

どちらも生で聴くのは初めてだったんですが、録音で何回も聴いてたときとはまた違った発見がたくさんあってとても面白かったです。

そして、今夜のコンサート、なんと無料で聴くことが出来ました。

パリでは無料でコンサートを聴ける機会がほんとうにたくさんあります。

もちろんその分、国から芸術に対する補助金が出ていることもありますが、芸術を広めること、のこしていくことに対する意識がやはり違うのかなぁと思います。

日本でも同じようにしろ!とは思いませんが、わたしはみなさんが音楽に触れる機会をつくったり、そこで音楽に親を感じてもらうきっかけづくりが出来たらいいなぁとおもいます。

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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