カミーユ・アンロット『Days are Dogs』展

1年ほど前、翌日2018年1月18日からパレ・ド・トーキョーで開催されるフランスの美術家カミーユ・アンロットの展示を観に行きました。

彼女の作品はとても興味深いものが多く、前日はカルトブロンシュ(carte blanche)と呼ばれる無料で観覧出来る日だったので、たくさんの人がこの展覧会に足を運んでいました。

企画展を前日に見た人たちは、それをインスタなどにアップしますよね。そしたらそれを見た友人たちも興味を持つわけで。。
日本ではこういう企画に足を運んだことがなかったので、とても新鮮な体験でした。

カミーユ・アンロ(Camille Henrot/1978〜)はパリに生まれたアーティスト。

ヴェニスのアートビエンナーレで銀の獅子賞受賞歴もある現代アートの筆頭株だそうで、星の動き、神話やシンボリズム、日常生活、社会学、心理学までに渡る視点で、曜日別の7つのインスタレーションで展示したのが今回の『Days are Dogs』だそう。

さまざまな種類の作品があり、次はどんなものを見られるんだろう?とワクワクしながら進むことができました。

ジムのようなスペースと作品が共存した場所。

紙だらけのお部屋。

淡い色彩で描かれた絵のお部屋。


この押し花を見て日本的なものを感じたのですが、彼女は日本に来た際に、生け花を習ったこともあるそう。

何かが高速で回りながら絵が見えるようになっている場所も。

お金が敷き詰められたお部屋。

眺めたくなるような面白い彫刻。

日本語を見つけるとなんだか嬉しくなったり。

こんな可愛い作品もありました。

展覧会を見終わって外に出ると、お酒を飲める場所がきちんと用意してあり、お酒を飲みながらお喋りを愉しむ人でいっぱいでした。

『展覧会を見に行って、そのあとはそのまま飲もうよ』って気軽に誘えるのっていいですね。

今回のように無料で行われるこういう取り組みを音楽に置き換えると何になるのかなぁ。。と考えながら帰宅したのを覚えています。

カミーユ・アンロットについてはこちらのブログを読むとさらに詳しく知ることができるので、ぜひ読んでみてください。

http://www.mrexhibition.net/wp_mimi/?p=918

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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