先日、はじめてパリのライブハウスへ行ってきました!
いやー、もうどれだけコンサートやライブに足を運んだり自分が舞台で演奏してても、初めての場所に行くのは緊張しますね。
好きなパリのジャズアーティストがまだ見つかっていない状態でしたがまずはどっかに行ってみよう!と勇気を出して動いてみました。
結構テンパってたんですが、そんな様子も含めてライブの予約からわたしの行動をレポートします!
いろんなライブハウスが知りたい!という人はこちらの記事をご覧ください。
>>フランス人におすすめしてもらったジャズが聴けるパリのライブハウス5選
ライブハウスのHPから行きたいライブを調べてみた
パリでジャズのライブに行きたいな!と思ったものの、パリのジャズアーティストを全然知らないわたし。。
クラシックならこの間行ったパリ管やラジオフランスを聴きに行けば間違いないのですが、ジャズは全然わからない。。(あかん。。)
とりあえず、ウェブでライブハウスを調べ、スケジュールをチェックして地道に気になる人を探すことにしました。
わたしが行ったライブハウスはこちら。
SUNSET SUNSIDE
http://www.sunset-sunside.com
サイトで紹介してあった動画を聴いて気になったジャズシンガー・Aurélie Taguetのライブに行ってきました。
ちなみに、このジャケット写真がお店のHPで使われていたんですが、それを見て『わたしが好きなテイストだなぁ』と思ったのでライブ詳細をクリックして動画に出会うことが出来ました。
やっぱりアーティスト写真って大切だなぁって感じたし、写真で音楽の世界観を出せてるのってすごい!
あと、サイト内でライブの詳細を見たときにアーティストのHPやSNS、YouTubeの動画にすぐ飛べるのがすごく助かりました!
なんせパリのジャズミュージシャンは知らない人ばかりなので・・・
日本のライブハウスやコンサート会場はそこらへんの細かいところをちゃんとカバーすればもうちょっとお客さんも増えるんじゃないかなぁ?
あと、予約するときに一緒にCDも買う?みたいな提案がサイトであって、チケット+CDを予約出来るようになってるシステムも面白いなぁ、と感じました。
ライブの予約方法は簡単!
それでは予約の方法を説明していきます!
ここが興味ない人は次の項目へ飛んでくださいね。
まず、ライブハウスのHPから気になるライブを選びます。
詳細を見るには『EN SAVOIR+』の文字をクリックしましょう。
するとライブの詳細画面が出てくるので、メンバーや日付、値段などを確認し、右下の方にある『COMMANDER』をクリックします。
すると予約の確認+CDも一緒に買う?という画面になります。
もしCDが入らない場合は『SUPPRIMER』を押しましょう。
すると予約の最終確認の画面が表示されるので、予約するライブ名や日付、時間をもう一度しっかりと確認しましょう。
チケットの枚数のチェックもお忘れなく!
次に予約をする人についての情報を入力しなければならないのですが、まだ会員登録をしていない人は『JE N’AI PAS DE COMPTE – JE M’INSCRIS』というところに必要事項を記入していきましょう。
必要項目の内容はこんな感じ。
最後のチェックも忘れずに!
この次はカード決済画面になりますので、カード番号、有効期限など必要項目を入力してください。
これで予約完了です!
カード決済が完了すると、すぐに確認のメールがライブハウスから届きますので、そちらもしっかり内容を確認しましょう。
ドキドキしながら向かったライブハウス
今回わたしが行ったライブハウスの近くはこんな雰囲気。
よしだよりさんの投稿 2017年6月17日
この動画はお昼の時間帯に撮ったんですが、6月のパリって夜9時半くらいまで普通に明るくて、まだ明るいから「夕方くらいかな〜?」なんて思ってたら「夜の7時!?」とびっくりすることも。
日本でも夏と冬では日が長さが全然ちがうのでちょっと時間の感じ方が変わりますよね。
フランスの場合、いまは外が明るい時間がむちゃくちゃ長いので夜もながーーく感じます。
自然と夜の時間も楽しまなきゃ損だなぁって気持ちになるんですよね。
ライブハウスに到着してからの流れ
そんなこんなで、グーグルマップのアプリを頼りに何とかライブハウスに到着!
お店に入ると受付があり、そこで店員さんに『今日のコンサートを予約したんですが・・・』と伝え、スマホで予約の詳細が書かれたPDFを見せました。
ライブでもクラシックのコンサートでも、お店から送られてきた予約詳細のデータは応用意しておくと安心ですね。
名前を告げると、店員さんが予約表を確認し、チケットを渡してくれました。
(20ユーロと書いてありますが、ウェブで予約したからか15ユーロでした)
これで無事に中に入ることができます。
開演時間ギリギリに行ったので、中はかなり混んでいたのですが、店員さんが空いている席に案内してくれ、席に案内する途中でドリンクのオーダーも聞いてくれました。
店内はたくさんのお客さんで熱気がすごかった!
『え、こ、こんなに人多いの!??』
と結構テンパってたわたしは白ワインを注文してしまいましたが、周りの人はビールを頼んでる人が多かったです。
ライブハウスもカジュアルな雰囲気だったし、全席にテーブルがあるわけじゃなかったので(わたしの座った席の近くにもテーブルはなかった)、持っててどこか不安定なワイングラスよりも、ビールの方が良かったかなぁ。。
と周りを見渡しながら思ってました。
開演時間になるとライブが始まる前にお店の方のMCが入り、出演者を紹介!→出演者が入場!→演奏が始まりました。
ちなみにわたしのドリンクは1曲目が終わったくらいに来たかな?
お値段は1杯8ユーロくらい。パリでは4ユーロくらいでもカードで払ってますが、周りの人が紙幣で払っていたので、わたしも紙幣で払いました。
まだまだ何が『パリの普通』かよく分かってないので、常に周りを観察しながらお勉強中です。
ライブの様子
ライブハウスには140人くらいのお客さん!満席でした!
ボーカル、アコーディオン、ベース、ドラム、ピアノの5人編成。
ボーカルさんのお名前はAurélie Taguetなんだけど、日本語ではどう書いたらいいんだろうなぁ。。(かけるように頑張りまする)
演奏時間は1時間。
基本的には彼女が作ったオリジナル曲(アルバム挿入曲)が中心で、1曲だけ英語で歌ってましたね。
フランス語で歌う歌をシャンソンと言いますが、それがジャズの編成やリズムで演奏されてるので、ジャズはジャズでもこれは『シャンソンジャズ』というジャンルにになるんでしょうか。
MCから曲を演奏するときの展開の仕方がスムーズでとても参考になったし、いろいろと編成を変えながら常に変化するサウンドにはドキドキしました。
やっぱりジャズっていいですよね。
テンポが速いノリの良い曲は体を揺らしながら聴けるし、リラックスした会場の雰囲気も好き。
ライブが始まるまでは本当にびびってましたが、パリでの初めてのライブ、とっても楽しめました!
まとめ
パリの有名なライブハウスに関する知識が全くなかったので、最初は日本から持ってきた旅行ガイドブックを見てライブハウスをチェックしていました。
ちなみに、日本から持ってきたガイドブックのなかで、ライブハウスについて1番たくさんのお店が載ってたのは『地球の歩き方』。
やっぱりパリに来る際は必ず持っておきたい1冊です。
パリでジャズを楽しみたいときに、どんな感じでもOK!とりあえず親しむだけでいいよ!ってことなら場所を選ばなくてもいいかもしれないけど、既に色んなジャズを聴いていて好みがはっきりしている場合は、日本にいるときにお気に入りのミュージシャンをチェックして、そのアーティストのHPやSNSで公演情報をチェックするのが一番いいんじゃないかなぁって思いました。
わたし自身、日本にいる時にジャズアーティストを全然知らない時期もありましたが、まずは好きなアーティストを見つけて、それからその人と共演している人をチェックしていきました。
最初の1人が見つかれば、あとはそこから数珠繋がりで見つかるはず。
ちなみに、今回紹介したライブハウスには来月はサックス奏者・クリス・ポッターが来るよう(!)でさっそく予約したし、気になるライブもちらほら見つけたので、また足を運ぶことになりそう♪
パリでお気に入りのミュージシャンをたくさん見つけたい!
あとオペラとクラシックももっと鑑賞したいーーー
そんな今日この頃です。