パリで初めてのクリスマス!ノートルダム大聖堂のミサにも行ってきました

パリで初めて迎えるクリスマス!

パリの街はイルミネーションやツリーはあるけど、日本みたいな『いまクリスマスやで〜!!』ってギラギラした感じはないように思います。

イルミネーションがしてある通りもあるし、マンションにしれっとツリーが飾ってあったりするんですが、どれもその場の雰囲気に溶け込んでいてステキ。

日本にいたときは、街で聴こえてきたクリスマスソングに飽きてきたのかも。

あそこまで頻繁にクリスマスソングを聴くことがなければもう少しクリスマスを好きになれるのかもしれません。

日曜日の晩にディナーを食べるためにやったこと

クリスマスをいつお祝いするかは、いつもわたしと旦那さんの予定をみて適当に決めてるんですが、今年は24日(日)の夜にクリスマスディナーを食べるべく、土曜日は徒歩10分ほどの場所にあるイエナ(Iéna)で行なわれているマルシェへ。

いろんなお店が立ち並びワイワイした雰囲気です。

面白かったのは、ラメが塗ってあるお花があったこと。

あと、バラにプラスして、ラメがついたこの枝?のようなものを少し混ぜてブーケにしている人もいました。

他にも、鳥が1羽丸ごと売ってあったり、小さな豚が1匹丸ごと売ってたり…

パリでは普通の光景なんでしょうけど、わたしにとってはまだまだ新鮮です。

今年のクリスマスディナーはこうなった

マルシェや商店街で買い物をして、こんな感じに作ってみました。

実際に作ったのは白身魚のムニエルと付け合せの野菜のバターソテーのみなんですが。苦笑

お肉メインではなくお魚をメインにしたのは、最近以前のように「お肉が食べたい!」と思わなくなってきたから…

ケーキまで食べてお腹いっぱいになる分量でいいかな、と思って料理は控えめにしました。

クリスマスケーキはMORIYOSHIDAで予約

ちなみに、クリスマスケーキはパリでも大人気のMORIYOSHIDAで予約しました。

今年はクリスマス用に2種類のブッシュドノエルを作られているのですが、それを1人用にしたサイズがあると聞き、わたしと旦那さんで1種類ずつオーダー。

チョコ柚子とココナッツパッション、それぞれムース生地でなめらかな舌触り。

ケーキの後ろについているのはチョコレートなんですが、これを食べて気に入った人は『今度はチョコレートを買ってみようかな』ってなるのかもなぁ。

持ち帰りのときに崩れないか心配だったのですが、そこはさすが日本人シェフが営むお店!

きちんとセロハンテープでケーキの土台を固定してくれた上に、写真の右のケーキ(ココナッツパッション)にメレンゲがついていて、箱に直接触れないようになっているんです。

これはありがたかったです^^

シャンパン・テリーヌはクレ通りの商店街で

お家の近くにあるクレ通りは日本でいう商店街のような感じで、いろんなお店が立ち並びます。

八百屋さん、魚屋さん、ワイン屋さん、チーズ屋さん、スーパーやレストランも沢山あるし、日曜日に空いているお店も多いのでとても助かります。(パリでは日曜日にしまっているお店も結構ある)

シャンパンはきちんとしたワインを買うときには必ず行くワイン屋さんへ。

辛口でフルーティーなGUYOT CHOPPINというシャンパンを購入しました。

テリーヌはお惣菜屋さんのDAVORIへ。

ここのお惣菜は以前持ち寄りパーティーをしたときにもおいしい!とすごく喜んでもらえました。

クリスマスに思ったこと

パリで外食をするのは結構お金がかかるし、やっぱり日本食を食べると安心するので、夕食は家で作ることが多いのですが、まぁいつまで経っても料理は苦手という意識が強いです。

それはむちゃくちゃ料理が出来る母がいるからなのかもしれないし、カンで美味しい料理をささっと作れる旦那さんがいるからなのかもしれません。

「料理は苦手だけどクリスマスディナーを作りたい」って思うし「クリスマスという時間を楽しみたい」って思う。

ただ、これまでのクリスマスは1から10まで全部自分で作って結構しんどい思いしていたので、今年は自分で無理のない範囲で用意しよう、と思って内容も旦那さんに相談して決めました。

前日や当日になってもっとクリスマスっぽい器やグラスを買っておけば良かった、もっと沢山料理を作るべきかな?とか色々考えたんですが、結果的には今年はこのシンプルな感じで良かったように思います。

以前母に「もっといろんな服を持ってなさい」とか言われたことがあるんですが、正直生活するのに精一杯で服に気遣う余裕が一切なかったときと同じで器とかテーブルコーディネートをこうしたい!って考える余裕も毎年あんまりなかったんだなぁって。

うちの家はあまり物を増やさない主義だし、ある物で事足りるならいいじゃない?って感じなんですが、特に器は1度買うとそのまま使えるから、一度ちゃんと見に行って買ってみようかな?と思うことができました。

ちなみに、フランス人の先生に教えてもらったんですが、フランス人のクラシカルなクリスマスの過ごし方は、夜ごはんは少し軽めにスープとか飲んだりして食べておいて、24時からのミサに行き、そのあとに家に帰って4時くらいまで家族とご飯を食べたりして過ごすそうです。

夜おそっ..!!

そして長い!!!!

今はそんな風に過ごす人は減ったそうですが、文化の違いって面白いなぁとしみじみ感じたのでした。

ちなみに12月24日の24時からノートルダム大聖堂で行われるミサに参加しようと行ったのですが、ものすごい人でした。

この動画は24時に鐘が鳴ったときのものなんですが、なんとか中に入ることは出来ましたが、結構並びました。

大聖堂の中はフラッシュはダメだけど、写真はOK。

一番裏から撮ったのですが、クリスマスのデコレーションもとてもきれいでした。

クリスマスに教会に行ったのは初めてでしたが、何だかすごく気分がすっきりした気がします。

新鮮な気持ちです。

みなさんも良いクリスマスをお過ごしください〜!!

Bonne fête de Noël!!

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この記事を書いた人

株式会社Locatell代表取締役社長 / 一般社団法人福知山芸術文化振興会 代表理事 / プロのクラリネット奏者としての活動を2023年9月で休止し、起業家として芸術文化・まちづくり・海外を軸に複数の事業を展開中

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