エコール・ド・パリを代表する画家、藤田嗣治(レオナール・フジタ)の展覧会を見にマイヨール美術館へ行ってきました。
エコール・ド・パリとは、「パリ派」の意味で、20世紀前半、各地からパリのモンマルトルやモンパルナスに集まり、ボヘミアン的な生活をしていた画家たちを指す。厳密な定義ではないが、1920年代を中心にパリで活動し、出身国も画風もさまざまな画家たちの総称。 >>Wikipediaより
平日に行ったにも関わらずたくさんの人で賑わっており、パリの人々がいかに彼を愛しているのか感じさせられました。
パリに住むまでは美術に疎かった
藤田嗣治の絵を見るのは初めて。
わたし、パリに住むまで本当に美術のことは何もしらなかったんですが、パリにいると自然と日本や世界の文化や歴史と向き合わざるをえないような気がしています。
歴史や文化を無視して生きることも出来るけど、わたしにとってはそれらと向き合う方が自然だし、すこし向き合えば既に見聞きした何かとつながることもあって、その瞬間がすごく楽しいんですよね。
この展覧会は、駅の中でこのポスターを見かけて知りました。
藤田嗣治の作品の特徴
藤田嗣治の作品の特徴は『乳白色の肌』
見てもらうとすぐにわかると思うんですが、独特の肌の色で描かれています。
独特のヘアスタイルからも彼の奇抜性が感じられると思うんですが、日本でもフランスでも彼はすこし派手な言動をしていたそうです。
でも、そういう生き方ってすごく憧れてしまう。
もちろん、生きやすいことばかりじゃないんだろうけど。
彼が描いた人々はどこか冷たい感じがするのに、その線は豊かで満ちているものを感じました。
特に女性がうつくしかったなぁ。。
そのほかにもこんな作品がありました。
さいごに
今年は藤田没後50年を迎える年なので、日本とパリで展覧会がたくさん予定されています。
この機会にぜひみなさん彼の作品に触れてみてください。
ちなみに藤田特集がされてるこの美術手帖がむちゃくちゃ気になる。。
帰国した際に絶対ゲットしたいと思います。