2020年3月にDELFB2を受験したのですが、残念ながら合格することが出来ませんでした。
この記事ではなぜわたしは合格できなかったのか?
自分なりに反省の意味も込めて振り返ってみたいと思います。
DELF「B2」のレベルと試験内容とは?
そもそもDELFB2とはどんなレベルなのでしょうか?
DELF・DALFとは、フランス国民教育省が認定した唯一の公式フランス語資格(ディプロム)で、一度取得すれば無期限有効です。
自分のフランス語の能力や知識を証明書として形にすることができます。
DELF(デルフ・フランス語学力資格試験)/DALF(ダルフ・フランス語上級学力資格試験)は、CIEP(国際教育研究センター)が認可した試験センターでのみ開催されます。
出典:http://www.delfdalf.jp/
DELFはレベル順にA1、A2、B1、B2と分かれていて、さらに上のレベルとなるDALFC1、C2と、6つのレベルがあります。
このB2に合格すると、フランスの大半の大学、大学院に入学できる資格を得られるので、準備にはかなりの時間が必要となります。
そんなDELFB2に挑んだわたしでしたが、結果は残念ながら不合格でした。
わたしが考えた今回の結果の原因は次の3つです。
1.明らかにボキャブラリー不足
DELFB2では読まなければならない文章もかなり専門的になってくるため、事前にさまざまな分野の文章に目を通し慣れる必要があります。
でも、わたしはまず読むことに精一杯で新しい単語に出会う回数は増やせたものの、その後長期記憶に定着させることが出来ませんでした。
受験後、お世話になっていたアンサンブルアンフランセの先生からは、文章の構造はしっかりと掴めるようになってきてるけど、読む量がまだまだ足りないという指摘を受けました。
2.過去問を解いた時の正答率が低すぎた
いま振り返ると、事前に過去問などを問いていたときの正答率が悪かったなと改めて感じています。
今回、かなり時間をかけていた長文読解や面接が全然得点できていませんでした。
逆に不安しかなかったリスニングが一番得点出来ていたという謎現象も・・
でも過去問をもっとしっかりやり込んで正答率を上げておくべきだったと反省しています。
3.勉強時間が足りなかった
わたしは過去にDELFB1を受験したとき、2度受験を見送っています。
それは自分の理解度がまだまだ足りないと感じたから。実際に受験した時も、正直手応えはありませんでした。
DELFB1を受験した時の感想や具体的におこなった対策はこちら。
そのときは学習時間を記録していなかったのですが、受験月の4ヶ月前からDELF対策に費やした時間は138時間53分。
この時間数が多いか少ないかはスタートするレベルにもよると思うのですが、結果的にわたしにとってはまだまだ勉強量が足りなかったのだと痛感しました。
実際に主題された内容
実際に出題された問題は下記の通りです。これからDELFB2を受験される方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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長文読解
Le partage de salariés : une solution innovante pour les besoins ponctuels des PME
Ecotourisme : Derrière la façade verte
文章作成
自分の地区にある映画館が閉まったので、それに対して抗議する文章を作りなさい、という内容でした。
面接
Une mauvaise ambiance au travail est un facteur plus important que le salaire pour 40% des Français
今後の対策
今後の対策ですが、とにかく量を増やしたいと考えています。得点もどれが特に秀でて良かったというわけではなかったので、それぞれ伸ばしていけるよう取り組んでいきたいです。
- ある程度難しいレベルの文章を読む
→長文読解・ボキャブラリーを増やす - ラジオを聴く
→フランス語のテンポ感、スピード感を日本にいても忘れないようにする
リスニング対策にはこちらの投稿でも紹介していますが、RFI SAVOIRSを活用していきたいと思います。
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さいごに
わたしはDELFB2をルーアンのアリアンスフランセーズで受験したのですが、試験官の方々は気さくで新設でしたし、受験場所としてはとても良い環境でした。
また、2020年中に今度は日本でDELFB2にチャレンジする予定です。
せっかく3年間かけて学んできて身につけたフランス語力をここで落とすのはやっぱりもったいないと思うし、今は夢のまた夢という感じですがC1が取れるように頑張って勉強を続けていきたいです。
わたしは勉強のモチベーションを維ためにインスタアカウントを作っています。
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